1996/07 - 1996/07
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ZISAMAさん
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板を担いで上信越へ行っていた貧乏学生の頃、部屋の壁にスイスの写真を貼り「いつかここで滑るのだ」と夢見ていた。
そして、その夢は実現したのである。だが、とうの昔にスキーは止めていた。
妻の友人夫妻との四人旅。友人の旦那は、(この時に知ったのだが)バッジテストの1級という私にとっては雲の上のようなスキーテクニックを持った人だった。その彼もまた、スイスは夢の地だったそうである。
従って、男二人にとっては「遅すぎたスイス」だった。
一方で、女性二人は雄大な景観とチーズ・フォンデュでスイスの旅を満喫していた。
そこで、男二人も心を入れ替えて(?)憧れのマッターホルンやモンテローザを目に焼き付けてきた。
旅先での天候を左右するのは神の領域であるが、今回は神の思し召しか快晴が続いてくれた。女性二人は「私たちの普段の行いがよいから」と通俗的なことを言ったが、男二人は「俺たちの夢の地への執念の賜だ」と反論した。
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クール (Chur)駅。
氷河特急に乗って、マッターホルンの街ツェルマットへ向かう。 -
乗るのは二等車!。ポーターも雇えず、荷物は自分で持ち込む。
「その荷物も!」と、妻殿が叫んでいた。 -
氷河特急で、乗車証明書とやらをくれた。
今でもこんな物をくれるのだろうか。そでなければ、骨董品?。
ところで、氷河特急というが「氷河を見ることは出来ない」し、「全長268.7Kを8時間かけて走る」という世界一遅い特急である。
どうしてそうなったかと言えば(知ったかぶるようですが、実は調べただけです)、フルカ峠とグリムゼル峠に挟まれた谷のそばに氷河特急の名の由来であるローヌ氷河が流れていた。
だが、その氷河が鉄道に迫りすぎ、フルカ峠にトンネルが作られたことから「氷河は見えず」「遅い特急」となったとのことである。
さらに調べたところ、レアルブとグレッチェ間に復活した旧路線があり、これに乗ればローヌ氷河は見られるとのことである。 -
氷河特急の食堂車で、(お上りさんが買う)「傾いたワイングラス」。
今は、このように植木鉢となっている。 -
ツェルマットの町中を、ドドーっと羊の群れが歩く。
これは、観光用の一つのパフォーマンスらしく定日定刻に行われるらしい。
途中で気づいた観光客は驚き、そして迷惑そうな顔をしていたが、迷惑なのは羊の方かもしれない。 -
360度のパノラマといわれる、ゴルナーグラート展望台(3130m)。
ここで、マッターホルンやモンテローザなどの景観を目に焼き付けた。 -
有名な(?)、リッフェル湖に写る「逆さマッターホルン」。
何処へ行っても多くは悪天候であったが、この旅は快晴に恵まれた。
ナンミョーホーレンゲキョーでもアーメンでも、とにかく神と仏様に感謝。 -
クライ・マッターホルンに向かう途中の、 Old inn。
数百年前、キコリ達が宿泊したという古い建物が残っていた。
新しさと古さという、左右の建物が対照的であった。 -
後方のマッターホルン(4478m)から、このクライ・マッターホルン(3883m)へ飛び降りたところ。
それはそれとして、この近くで大勢のスキーヤーが滑っていた。
それを見て、男二人は「チクショー」と呟いた。 -
クライ・マッターホルンからの帰り道。
抜けるような青空に、ハンググライダーがゆっくりと舞っていた。 -
バラ公園から見た、スイスの首都ベルン。
ベルンの街にひときわ高くそびえているのは、1893年に完成したといわれる100mの高さを誇る大聖堂。 -
ベルンのマルクト通り。
ベルンの街には11基の噴水があるとのことだが、これは前線に出て戦った男達を称える「射撃手の噴水」。 -
ベルンのランドマークといわれる時計台。
毎時4分前から、機械仕掛けの人形や熊たちによって時を告げるアトラクションがある。
我々も見たが、これほどの沢山の人がどこからくるのかと思うほどの
「人山の黒だかり」ではなく「黒山の人だかり」であった。 -
インターラーケンへ移動。その街の風景。
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インターラーケンのコーヒーショップで、スイスの雀にクッキーをお裾分け。
さすがにテーブルまでは来ないが、日本では考えられない彼等の行動である。
私も子供の頃、雀などを見れば追いかけ回していた。日本の雀は、そんな昔の環境を今でも子孫に伝え続けているのかもしれないと思い、妙にスマナイ気持ちになってしまった。 -
(パンフレット写真)
ユングフラウヨッホのスフインクス・テラス(3573m)。
スイスの最大の資源は「観光」であり、それへの投資は惜しまない。
その証拠に、アイガーの土手っ腹に穴を開けて電車を通してしまうのだから。
今まで、このテラスに上がるエレベーターは混雑していたそうであるが、我々の行った1996年に新しいエレベーターが完成し容易に展望台まで上ることが出来た。 -
スフインクス・テラスの、 Top of Europe。
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ユングフラウヨッホ駅の階下から行った、アイスパレス(氷の宮殿)。
氷のグラスにスイスのビールである「サミクラウス」を注いで出してくれるのかと思ったが、二人のウエイトレスはただ微笑んでいるだけだった。 -
アイガー北壁をバックに、ポーズをとる二人のオバサン。
WAB(バンゲルアルプ鉄道)のクライネ・シャイデックより、アルピグレンまでハイキングをする。
ニッコーキスゲのような黄色い花が、足下一面に咲いていた。 -
インターラーケンから車で10分ほどの、トリュンメルバッハの滝。
滝といっても洞窟の中で、逆巻く水流と轟音は「凄い」の一語であった。 -
ウイリアムテル伝説のゆかりの地、ルツェルン。
ルツェルンといえば、世界最古の木造橋といわれるカペル橋。
もっとも、焼失により94年に再建されたとのことである。
これもまた、「あ、そうですか」と言った感じの物であった。
やはり、人工の建造物は大自然の景観には敵わない。 -
これもまた、ルツェルンのシンボルである「瀕死のライオン」。
マリーアントワネットを守ろうとして全滅した、スイスの傭兵786人を悼む岸壁に彫られた像。
文豪ヴィクトル・ユーゴーが、「この地で最も悲惨で心を打たれる岩碑」と言ったそうである。そう言われると、人工物とはいえヤボな私でも何かを感じるものがあった。
この後に、シャモニーへちょっと寄ってから帰国しました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- りぼんちゃんさん 2006/04/15 11:36:30
- スイスの自然
- 昨日はマイページをご覧いただきましたありがとうございました。
ZISAMのページも素晴らしいですね。
いろいろ行かれていらっしゃるんですね。
お友達夫婦で行かれるのって最高だと思います。
スイスの自然は10年前とほとんど変わっていません。
次回があるとするならば、アイガーのお花畑の時期に行きたいと思います。
我が家は安価な個人旅行ですので、インターネットで予約をしています。
その際ホテルの部屋などの写真情報が入ってきますので、
お安くて眺めのよいホテルを探しています。
レストランも同じです。
みなさんの旅行記がとっても参考になります。
オーストリアのアルプスも素敵ですね。
いっぱい行きたい所が見つかっちゃいますが、お財布が付いていかないですよ…
- ZISAMAさん からの返信 2006/04/16 09:06:51
- RE: 今日は、りぼんちゃんさん。(スイスの自然)
- りぼんちゃん(さん)、おいで頂きまして有り難うございます。
最近は砂漠や蚊に刺される処や密林の登山とか辺鄙な処ばかりなので、さすがに我が妻殿もタンザニアは「もう結構です」と言って同行してくれませんでした。
そして、「またスイスのような奇麗な場所へ行きたいですね」と言っていましたので、りぼんちゃん(さん)のページへお邪魔した次第です。
妻殿の友人夫妻はその後に2度ほどスイスへ行っていて、「インターラーケンからのいいハイキングコースがある」とか言っておりましたので、また彼らと行くようになるかもしれません。
実は、オーストリアも彼らと一緒でした。
もし行かれるのでしたら、奥チロルの最標高の村である「オーバーグルグル」がお勧めです。
それと、少しのお金とパスポートがあれば「財布」は持って行かなくとも大丈夫です。
何か勘違いかな(笑)。
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- 魔女ランダさん 2004/11/02 00:28:30
- こんにちわ。とっても楽しい旅行記ですね。
- こんにちわ。スイスの旅行記、拝見しました!
とっても楽しいデスネー。特にコメントが!(*^_^*)
私の父も、スイスに憧れて、若いときシベリア鉄道でスイスとノルウェーにスキーに行ったそうです。今から20年ほど前、まだ私が小学生のとき、ツェツマットに家族で行ったときに熱く語っていたので、ZISAMAさんのお気持ち、ちょっとわかるかも・・・。
これから他の旅行記も拝見しまーす。
魔女ランダ
- ZISAMAさん からの返信 2004/11/11 17:45:07
- RE: こんにちわ。とっても楽しい旅行記ですね。
- 書き込みをありがとう御座います。
スイスは日本人が最も多く行く観光地だそうですが、スキーヤーにとっては憧れの地です。
私はスキーをすることが出来ませんでしたが、魔女ランダさんのお父様はされたわけで羨ましい限りです。チクショー!。(あ、これは失礼しました。独り言ですのでご容赦下さい)。
ツエルマットで滑っているスキーヤーを見ながら、「憧れの地に来られたのだから、、、」と思う反面で「こんな光景を見るのなら、来なければ良かった」という相反する気持ちを持ったことは確かでした。
もう一度生まれ変わったら、必ずスイスでスキーをするつもりです。
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