2001/05/26 - 2001/05/30
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le_cielさん
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第1章に続き、第2章として5月28日の旅の様子を紹介します。朝からニューランでフランスパン、ぶっかけご飯+チェー(デザート)を食べ、遅い昼食はベトナム風お好み焼きバインセオ(激ウマ)、夜はホーチミンの赤ちょうちんビアホイで地元のオヤジに混じって宴会しました。そして最後はサイゴン・サイゴンのカクテルでほろ酔いです。ベンタインとチョロンの二大市場を見学しました。
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5月28日:ニューランというパン屋へ行きました。日本のテレビで放送されていたように人気のパン屋でした。フランスパンなどパン類の他にハムやサラミ、チーズやチョコなど様々なものが売られていました。ここはパリの総合食料品店って勘違いしてしまいそうな品揃えでした。
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ニューランで目的のバイン・ミー・ティット(7千ドン)を買いました。フランスパンにレバーのペーストを塗って、玉ねぎ、トマト、香草類とハム、そして赤唐辛子を挟み、そして最後にヌックマムをかけたものです。意外な味のハーモニー。唐辛子が効いているので唇が熱くなりました。
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旧市場では新鮮な野菜、肉類の生鮮食品が売られていました。変わったところでは銘柄別に米が量り売りで売られているところです。さすがは1年に3回も米を収穫できる世界第2位の米の輸出国です。本当は4回収穫することも可能なのだそうですが、そんなに働きたくないから3回に止めていると聞いたことがあります。
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ベンタイン市場で本日2回目の朝食です。バイン・ミー・ティットは半分残しました。お腹は充分に満たされていましたが、ここの屋台飯を食べることも今回の旅の目的のひとつなのです。市場の中央に配された食事エリアをとりあえずひと回りしてみるとあちらこちらから声を掛けられました。市場の食堂の割にはのんびりしていてまだ開店準備中の店がほとんどでした。店の種類は麺屋系、コム(米飯)屋系、そしてデザート(ドリンク、お菓子、果物)系中心の店と大きく分かれているようで、値段に関してはどの店も大差ないようです。
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比較的料理の準備が整いつつある店に腰を落ち着けました。料理の注文は店頭に並んだ野菜炒め、焼き肉、焼き鳥、焼き魚、卵焼きなどの中から適当に指差せばよいのです。牛肉と鶏肉の料理を指差したら、牛肉はトマトなどの野菜と共にご飯の上に乗せて、鶏肉は別の皿に盛られて出されました。市場の食材だからとても新鮮でどちらも味付けが絶妙でとても美味しかったです。ベトナムの味は日本人の味覚と比較的近いと改めて思いました。
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店のお姉さんは今なお汗を大量に流しながら複数のフライパンと鍋を駆使して手際よく料理の準備をしていました。料理は結構なボリュームだったので鳥料理だけ少し残しました。勘定は1品7千ドンで2品頼んだので1万4千ドン。
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朝っぱらからデザートまで食べてしまいました。デザート専門店で2種類の豆と寒天、果物などと氷が入ったチェー(1万ドン)を注文しました。お腹がいっぱいでも冷たいものは食べることができます。
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屋外に面した生鮮売場では大きなたらいを並べて各々新鮮な生きた食材を売っていました。時々魚が暴れだして水が飛び散る始末です。
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あぐら座りのおばちゃんが鳥が入っている籠の上に置かれたまな板の上で大きな包丁を振り上げてさばいていました。下の籠の中の生きている鳥たちはどんな気持ちなんでしょう?
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おじちゃんが豚足の毛を沿っています。場内はワインドな風景に満ちていました。
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ベンタイン市場からバスに乗ってチョロンへ行きました。もの凄い熱気と喧騒でまるでここだけは数十年前にタイムスリップしたような雰囲気でした。下水道が整備されない黒土の路上は雨水でぬかるんでいて、所々に水溜りが残っています。一歩踏み出すごとにサンダルが土にめり込み見る見るうちに汚れていく。狭い路地に並ぶ古い家々の扉は開け放たれたままで家の中の生活が垣間見れます。仕事している人、食事中の人、ただぼんやりと外を見ているだけの人、昼寝している人。子供が騒いでいる家もあります。土間を中心に炊事場があるだけの質素な造りで、あまりにも汚らしい雰囲気でした。
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家の前には数々の露天が並び、様々なものを売っています。泥水の匂い、カエルやヘビなど生物の生臭い匂い、果実の甘い香りと香辛料の香り、人の体臭が交じり合って独特な匂いをかもし出しています。生活の匂いです。この場所に居ると街の風景が何故かセピア調に見えてきます。これはまさしく映画「愛人ラ・マン」の世界です。映画の中に見られたノスタルジーな世界が時が過ぎた現在でもここにはまだ残っているように感じられました。ベトナム語と中国語の音がミックスされて不思議な街のざわめきが生まれています。
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こんな暑い中で生鮮食品を売っていて温度管理は大丈夫なのかという心配を他所に、山のような生物(なまもの)が売られています。※まだまだ追加していきます!
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ビンタイ市場のエントランスは人の導線が錯綜する場所であるのにも関わらず商品が足の踏み場のないほどズラリと並べられていました。わずかな隙間を台車に荷物を積んだ運び手が頻繁に往来しています。台車同士のすれ違いで前を台車に塞がれるとまったく身動きができなくなる始末。場内には多くの子供がうろついていて宝くじをしつこく売ろうとする。シャツを引っ張ってきて追い払っても追い払っても諦めることなくずっと後を着いてきました。
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チョロン界隈を歩いていると熱気で頭の機能が侵されるのかまたまた時代を遡ってタイムスリップしてしまう。今時分はいったいどこの国のどの時代にいて何を目的に何故ここにいるのだろうか?と考えてしまう。ちょっとおかしい。市場の中よりその周囲の方が賑やかでした。途切れることのないバイクと人の波とシクロの客引き。慣れたはずの道路横断もここチョロンでは他のエリアよりかなり難しい。街頭市場も強烈でした。これまで旅行した国の中でも最高レベルの猥雑さです。フランスのマルシェやイタリアのメルカートなどに代表されるヨーロッパの市場、香港の旺角、男人街や女人街。その他国先々で様々な市場を見てきましたがチョロンのパワーと活気には圧倒されました。ここと同じレベルの熱気を感じたのはバンコクの中華街に程近い市場サンペーン・レーンってところかな。
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街頭市場を歩いていると鳥人間、いや顔を除いた体全体が蓑虫(ミノムシ)のようにすべて鶏に覆われた人が横を通り過ぎました。そしてそれらの鶏はなんと生きて動いているのです。同じような姿で自転車に乗っている人、バイクに乗っている人もいます。あまりの突然さに唖然としてカメラを構える間もなく通り過ぎていってしまいました。それらの鶏は籠に入れられることなくそのままの姿で店頭に陳列されています。初め見たときそれらの鶏がどうして逃げ出さないのか不思議でしたが、よくよく見てみると足が縛られていることがわかりました。こちらの人はやっぱり生きたまま買っていくのだろうか?
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市場では様々な生きた食材が売られています。お馴染みの食材もあれば今まで見たこともない食材も売られています。まだ幼い少女がカエルの皮を剥いでいる姿は圧巻でした。横の店ではおばちゃんが笑顔でおしゃべりをしながら同じように皮を剥いでいる姿は今尚記憶に残っています。
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ベトナム風お好み焼きバインセオを食べるために「46Aバインセオ」へ行きました。創業1941年の老舗のこの店は多くの雑誌で紹介されている有名店で、あまりにも多く取り上げられているので本当に美味しいのかどうか試したくなって来ちゃいました。雑誌の写真で見たのと同じく白、赤、青のテントが架けられていました。
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注文はもちろん名物のバインセオ(ベトナム風お好み焼き)に決まっています。他にサイゴンビールを注文しました。2種類の漬けダレとミントなどの香草と共にバインセオが運ばれてきました。外はクリスピーで中はフワフワ、薄焼きのピザをさらに薄くした硬さで、日本のお好み焼きよりはパリパリしています。色は淡い黄色で焦げ目がキレイにできていて、中にたくさん詰められたモヤシの香りが漂ってきます。小さく切り分けて香草数種類で巻き、それをタレにつけて食べました。見た目と同じでパリパリの後にモチモチとした食感とフワフワとした味が溢れて、モヤシのシャッキリ感、香草とのコンビネーションも絶妙でなかなかの美味しかったです。帰国後に日本で食べたバインセオにはかなりがっかりしました。日本で食べたものはバインセオに似た別物だと思いました。バインセオは1万4千ドン、サイゴンビールは8千ドンでした。
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天秤棒を担ぎノン笠を被った女性はまだ幼さが残る10歳程度の子供でした。ベトナムでは小さな子供がよく働いています。夏休みに入って親の手伝いをしている子もいるかもしれませんが、学校へ行かないで、いや、行けない子も多いんじゃないかと思います。
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バインセオを食べた後、食後のデザートを食べるためにキムタインへ。今回の旅行はベトナム・グルメの飲食計画をこなすことがかなり大変でした。短期間で予定の食べ物をクリアーするのは難しい。バインフラン(3千ドン)、ヨーグルト(2千ドン)、牛乳(4千ドン)の合計9千ドンを注文しました。これだけ頼んでわずか日本円で75円弱。お手拭に蓮茶も出してくれて何故だか申し訳ないような気がしました。この店で働く高校生のバイトの時給はいったいいくらなのだろうか?農場直営店だけのことはあってどれもコクがあって上手い。日本の牛乳よりしっかりとした風味に仕上がっていました。
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店を出て南に向かって歩いていると赤レンガのサイゴン大教会が近づいてきました。まるでパリのノートルダム寺院のような形をしています。プチ・ノートルダムといったところでしょうか?正面には2本の尖塔があって、後方にはフライングバットレスは無いものの形はとても似ています。
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今夜はこの旅で知り合ったメンバー4人での食事会です。初日のMくんの他、同じホテルの向かいの部屋に宿泊している女性、そしてその女性がキム・カフェのミトー・ツアーに参加したとき知り合った男性の計4人で、全員一人旅でした。いよいよビアホイデビューを飾りました。屋根がある店なので本格的なビアホイと言えないかもしれませんが、工場直送の怪しそうなビールはあります。
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怪しいビールを早速注文しました。ビンでも缶でもなくて2リットル程度の容量のポリプロピレン容器に入った怪しい代物です。一応ビール色をしているし、冷えていたのでコップに注いで恐る恐る飲んでみると、何だか少し酸っぱくて薬のような後味が残ります。飲めないことはありませんがあまりたくさんの量は飲めないし、味もはっきり言って美味しくありません。料理はゲテモノ好きのMくんの希望でカエルを食べることになりました。まあカエル程度なら抵抗は少ないです。写真はビールとカエル料理です。
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骨付きの鶏肉と蛤なども注文しました。どの料理も味が濃くて大味でしたがビールのつまみとしてはよく合いました。何本かのビンビールを追加で注文して勘定は4人で21万6千ドン。やはり屋根付きの店なので多少高いのかもしれません。といっても日本円で一人500円もしないのですが…。
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トイレに行ってみると、そこにはタイル貼りの手洗いのような形状のものがありましたが水道の蛇口はありません。その脇には大きな赤いポリバケツに小さな手桶が浮かんでいます。さてどうやって利用したらいいのでしょうか?手洗いのような場所の設置高さが多少低いことと水勾配が付いていることからここが小便器であることが想像できます。そして手桶の水で手を洗うのか?自信はないものの想像通りに用を済ませようとチャックを下げると後からベトナム人の男性が入ってきました。後から来た男性は隔て板のないトイレの反対の端で小便を始めたので用の足し方は間違ってはいないようで安心しました。
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ビアホイの後、初日にも行ったカラベル・ホテルのバー「サイゴン・サイゴン」へ二次会へ行きました。先日と同じようにベランダ側の席を陣取りました。今夜はライブ演奏はされていないようです。グッドモーニング・ベトナム、プラトーン、シクロなど映画の名前が付けられたカクテルのひとつを注文しました。甘く切ない味がする綺麗な青色のカクテルでした。静かな雰囲気の中で色々話して夜は更けていきました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 背包族さん 2006/01/23 18:08:17
- キムタイン
- ベトナム旅行記にお邪魔しました。
地元に溶け込んだ旅をされているようで、熱気が伝わってきました。
1/29に中国を出発し、陸路でベトナム入国を予定しています。
香港などの暑い国に行くと、いつも食欲が減退する背包族は、よくデザートをご飯代わりにしています。
ホーチミンのデザートの店「キムタイン」ですが、場所はどのあたりか教えていただけますか?
前回は、「バクダン」を利用したので、今回は「ファニー」かなと考えていたんですが、「キムタイン」の安さに心が揺らいでいます。
バインフラン安いですね!
これだけ安いっていうことは、地元向けなんでしょうか?気になります。
宜しくお願いします。
- le_cielさん からの返信 2006/01/24 00:41:18
- RE: キムタイン
- こんばんは。お便りありがとうございます。
キムタインは、統一会堂から北東にレユアン通り(Le Duan St.)
を700mほど真っ直ぐ進み、ハイバーチュン通り(Hai Ba Trung St.)を超えた
次の通りを右に曲がって100m程度行った左手の店です。
サイゴンタワービルのある台形の街区です。
ボクの持っている「地球の歩き方2000〜2001年度版」の情報です。
ベトナムはボクが旅行した当時も店の入れ替わりが激しかったので
現存しているかどうかは不明です。
キムタインで高校生に混じってデザートを食べ少し恥ずかしかったです。
良い旅を! le_ciel
- 背包族さん からの返信 2006/02/25 21:20:32
- RE: RE: キムタイン
- いつもお世話になっております。
ベトナム楽しんできました。
キムタインの詳しい行きかたの解説ありがとうございました。
お蔭様で、迷わずにすぐ見つけることができました。
とても分かりやすい解説ですので、私の旅行記の下記に転載させていただいたんですが、よろしかったでしょうか?
http://4travel.jp/traveler/arachina/album/10054800/
今回はバインセオを食べる機会がなくて残念でした。
他のサイトで、わざわざ行って食べるほどおいしいものではないとか、向かいにあるバインセオ49のほうがおいしいとか言われていましたが、お味はいかがでしたか?
ベトナムへは機会があればまた行きたいと思っています。
- le_cielさん からの返信 2006/02/27 00:12:36
- RE: RE: RE: キムタイン
- こんばんは。
キムタインに迷わず行けたようで良かったです。
でも味はいまいちだったようですね。
ボクの時はお茶は無料でした。
キムタインの行きかたの転載は構いませんよ。
ホーチミンで食べたバインセオは美味しかったですよ。
東京の様々なベトナム料理屋でバインセオを食べましたが、
ホーチミンより美味しい店は未だにありません。
日本で食べるベトナム料理の最大の欠点は野菜の違いだと思います。
ベトナム料理に合う現地の野菜が東京にないのは仕方ないことですね。
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- 花やんさん 2004/09/18 16:32:18
- フランスパンの売り子について
- 私も旅行しましたが、ベトナムを訪問した方には想像ができます。
しかし、一般の方にアピールするのには、むしろ道路にずらりと自転車を
とめて売っている情景のほうが、一種のすごさがありかってのフランス植民
地だったことを理解していただくのにいい情景になると思います。
- le_cielさん からの返信 2004/09/18 20:34:49
- RE: フランスパンの売り子について
- 花やんさんへ
アドバイスありがとうございます。
でも、あいにく街角でフランスパンの売り子に遭遇することはありませんでした。フランスパンを担ぐ女性を見たことはあるので、それがその売り子だったかもしれません。
ベトナムでのフランス関係の話といえば、フランス料理屋で食事したこと。タクシーの運ちゃんとフランス語で話したこと程度かな。
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