2003/10/05 - 2003/10/05
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金魚のじいちゃんさん
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わけあって、かみさんとふたりでやってきたニューヨーク。いつものお任せツアーと違って、全部自分たちで仕切らなければならない。市内の美術館や繁華街めぐりは、英語オンチのふたりでもなんとかだいじょうぶだった。
ところが、ここまで来たのだからナイアガラの滝まで行ってみたい、ということになった。
こうなると、私たちでは手に負えない。さっそくホテルに店開きしている日本のツアーデスクにでかけ、日本語ガイドの付く現地ツアーを申し込んだ。「ナイアガラの滝日帰りコース」である。ケッコウな値段であったが、日本語しかしゃべれないのだから選択の余地はなかった。
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四時に早起きして、迎えのカーゴでケネディ空港に向かった。こんなとき集合場所のホテルに泊まっているのはありがたい。三時前に起きて駆けつけたという新婚さんもいる。かわいそうに。睡眠時間不足にならねばよいが。
今売り出し中の、ジェットブルー機に搭乗し、一時間ほどでバファロー空港に到着した。
ここからバスで小一時間、滝の轟音が近づいてきた。国境をまたぐレインボーブリッジを渡ってカナダ側からの観光である。例の事件以来厳しくなったとかで、全員がバスから降りて(運転手も含め)パスポートチェックを受けた。 -
いよいよ念願の滝見物である。滝壷行きの遊覧船「霧の乙女号」に乗船する。この日は、四隻の観光船が従事していたが、どれも「霧の乙女号(Maid of the Mist)」のネーム板を付けており、「晴れの乙女号」や「霧のオバン号」なんてのは、見当たらない。青色ビニールのレインコートというよりは、飛沫除けを渡され、全員がすっぽり被って乗船する。あまり効果はなかったが、私は記念に持ち帰った。
後日談になるが、この処置には困った。
案山子じゃあるまいし、街中に着てはゆけない。かといって記念のアルバムには収まらない。せっかくの記念品だ、捨てるのももったいない。結局、自転車の雨よけにした。カナダメイドの舶来品カバーである。 -
このナイアガラの滝は、中の島を挟んで二つに分かれている。人気があるのは、馬蹄型に滝口を整えた奥のカナダ滝だという。(もっとも昨今は、滝に限らずアメリカ製は評判が悪いようだ。マックとケンタッキーを除けば)。
でも、私にはアメリカ滝のほうが面白かった。崖から剥がれ落ちた巨石がゴロゴロと積み重なって滝つぼを埋めており、天辺から下まで、あらゆる所で滝煙が上がっている。滝口、飛瀑、滝つぼが型どおり配列された、優等生のカナダ滝よりうんとダイナミックだった。 -
船から上がると、今度は地上からの滝見物である。カナダ滝の滝口間際に移動する。恐ろしいほどの水量が、音もなく落下していく。鉄柵があるからいいけれど、眺めていると目まいを起こしそうだ。
滝に限らず、上から見下ろすのと、下から見上げるのとでは、どちらがスリルがあるかって言えば、当然上からであろう。大抵の男性は、高所から見下ろすと○○が縮み上がって恐怖を覚えるはず。女性はドウなんだろうか?
理論的に考えても、上から見下ろしたほうが高低差を感じるはずである。見下ろす場合は、自分の身長(正しくは、目から足までの寸法)が加算されるのに対して、見上げるときは、身長分が低くなるからである。
だから、「霧の乙女号」で見上げるより、滝の真横から下をのぞき見るほうが、ウンとスリリングだというのはへ理屈である。でも、想像もつかない量の水が、音もなく流れ落ちてゆくのは、ホント迫力がありこわかった。 -
バッファローに長年住み着いているというおばさんの日本人(カナダ人?)ガイドは、博学というより、駄洒落めいたセリフでツアーを引率していたが、時々いい加減な説明をする。
「この水が渦巻いて落ちている処、ここが一万年前は滝つぼだったのですよ」いってくれるものだ。滝の出来たのは一万二千年前。その後浸食で十一キロも後退してきた。今でも毎年一メートル以上さがっている、という説明を先ほどしてくれたばかりだ。なんで現在の滝口より後ろに、昔の滝つぼがなきゃならないのだろう。まったく言いたい放題って感じだが、違うって否定したり、目くじらを立てることでもない。みんなは感心して見入っていた。
私だったら「この渦巻きの場所で、あのマリリン・モンローさんが、「ナイアガラ」の撮影中にしゃがみ込んで何をしたのでございます。何せ、ここにはトイレもなく、朝までビールを飲んでいた彼女は我慢できなかったようです」って案内するのだが。
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この旅行記へのコメント (3)
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- じゅたりんさん 2004/12/08 22:14:37
- ダイナミックですよね。
- 私は2度、ナイアガラに行きました。
初めてのナイアガラは、アメリカのオレゴン州立大学で5ヶ月間の短期語学研修を終えてからの一人旅でした。
せっかく5ヶ月も英語の勉強をしましたので、英語のツアーがいいなあ、なんて思ってました。何と本当に申し込んでしまいました。
ガイドブックを事前に読んでおきましたので、何とかなりましたが、早口の英語の説明はちんぷんかんぷんでした(爆)。
この旅行記を拝見して、12年前に始めて訪れたナイアガラがなつかしいです。
ではでは。じゅたでした。
- 金魚のじいちゃんさん からの返信 2004/12/09 08:20:46
- RE: ダイナミックですよね。
- 一度目と二度目に行かれたときと、滝口の位置は後退していたでしょうか?
ミリかセンチ単位で後退していたはずですが。
ナイアガラを見たとき、華厳の滝や白糸の滝しか知らなかった私は、そのビッグさに驚いたものですが、テレビで、ビクトリアの滝などを見ると、上には上があるものだと地球の大きさ、わが経験の小ささを、つくづく感じます。ホント、世界は広いですね。
- じゅたりんさん からの返信 2004/12/09 18:41:38
- RE: RE: ダイナミックですよね。
- じゅたです。お返事ありがとうございました。
そうですねえ、細かい所は覚えてないんですよぉ(>_<)。
ナイアガラは、日本にはないダイナミックな自然ですね。
またいつか、訪れてみたいです。
ではでは。じゅたでした。
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