2004/07/24 - 2004/07/31
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鮫ライドさん
2004年7月末に1週間かけて行ってきたエジプト一人旅を紹介します。
7月24日:バックパックを背中に、ウエストバックを方に斜めがけし、成田空港に到着したのは午前11時を過ぎたころだ。さっそくチェックカウンターでチェックインし、出発までにまだしばらく時間があったので、本屋で雑誌ナンバーを、軽食店でお茶を購入した。
15時。乗り込んだのはエジプト航空。カイロまでは直行で13時間のフライトだ。テロやイラク戦争の影響で乗客は少な目かと思いきや、日本人観光客のあまりの多さに驚いた。しかも、ツアー客らしき年配のツアーリストが大半を占め、それ以外は若いカップル。旅を重ねたいわゆるバックパッカーはそれほど見かけない機内だった。
席はいままで乗った飛行機に比べ、ぼろさを感じるつくり。床を見ればちらほらゴミらしきものが落ちている状態。マレーシア航空のように座席の背もたれ部分にTVがついているわけでもなく、いささかグレードの低い航空会社と感じられても仕方がない。現に、事前にインターネットで調べた情報によると、エジプト航空の墜落回数が比較的多いことが判明。恐ろしい~。
さて、そんなことはさておき、13時間の超ロングフライトは2度のメインディッシュ(チキン、ビーフ、フィッシュから選ぶパターン)と映画鑑賞、たまの景色(モンゴル、アフガン北方、イラク北方)、持参したCDによる音楽鑑賞、睡眠を繰り返し、23時にカイロ国際空港に到着した。上空から見た、エジプトの町は日本を見下ろした夜景とは明らかに異なる静かで幻想的な古代の町を感じさせた。
飛行機から出て空港に降り立つと、ほんわかとした温もりが迎えてくれた。すぐさま、江迎のバスに乗り、到着ロビーへと運んでくれた。バスの扉が開き、空港ターミナルの入り口を抜けると、目の前にバンクが横一線に列を成して、両替を待ち受ける。日本人の集団を見たバンクのスタッフらは、目の色を変え、「こっちだ、こっちだ」と呼び寄せる。先頭を切っていた僕は適当なバンクでさっそく両替してもらう。が、ここで僕はいきなりこの旅最大の失敗を犯してしまう。実は、エジプトではエジプトポンドから日本円や米ドルへの両替は大歓迎だが、その逆はどこも受け付けてくれないのだ(ガイドブックにも明記されています)。それを知らなかった僕は、3万円の両替を依頼。しかし、バンクの奴らは「いや、もっとだ!」と。エジプトに到着したばかりで興奮していた僕は、あわてて5千円を出す。しかし、彼らは「いや、これだ」といって1万円札を指差す。さすがに、そんなに使わないだろうと思った僕は、それ以上の両替をやめ、3万5千円の両替を依頼した。このときのバンクの奴らのうれしそうな表情がいまでも脳裏に焼きついて離れない。
教訓!→両替はこまめに行うべし!
ついでに、バンクで入国ビザとなる切手みたいなものを購入し、入国審査に向かう。比較的すいていてすんなり通過できたが、なぜかパスポートを一時保管された。見ていても何されることもなく、3分後には手元に戻ってきた。
荷物の受け取り場では、すでにたくさんの観光客が自分たちの荷物が回ってくるのを待っていた。荷物を流すベルトが動き始めて、早い段階で自分の荷物を受け取り、空港ロビーへと向かう。
途中、再度パスポートチェックを受けるが、それを知らずあわててパスポート出そうともたついていると、あきれられたのか通してくれた。空港の係員がめんどくさそうに足で踏んで開けてくれた自動ドアを抜けると、そこには大勢のエジプト人が出迎えに来ていた。何百もの鋭い目線がものめずらしそうに日本人を見つめるなか、僕は事前に呼び寄せていたホテルまでのお抱えタクシーを捜した。ネームカードを持ったひとりの男と目が合い、指をさすとにっこりして僕を出迎えてくれた。名前は……、忘れた。でも口数の少ないいい奴だった。空港を出ると駐車場にもたくさんの老若男女のエジプト人が何をしているわけでもなくたむろっている。だだっぴろい駐車場とそのまわりを囲む砂漠を見て、いかにもエジプト!と感じた。
タクシーはそれほどぼろくもなく、乗り心地も悪くない。空港を出ると、直線道路をぐんぐんスピードを上げて走り抜ける。やがて、街中に入ると道路脇に車をとめ、そのドライバーは僕をホテルへと案内してくれた。
ホテルの名前はベルリンホテル。入り口はホントぼろくてどうしようもない。螺旋階段を延々のぼりつめた先にベルリンホテルはあるのだが、その途中でさっそく日本人と出会う。すれ違いざま、「こんにちは、日本人の方ですか?」と聞かれ、「あっそうです。こんにちは」とだけ答えた。名前も聞かず申し訳なかったが、長い螺旋階段と思いバックパックに息切れしていたため、言葉が出てこなかった。
さて、ベルリンホテルには若いフロントマンと1匹の猫がいるだけのこじんまりとした宿泊施設だ。愛想よく迎え入れてくれ、フロントのすぐまん前の広~い部屋へと案内してくれた。とにかくひとりにはだだっぴろすぎの部屋には2人分のベッドと古びたアンティーク家具が並べられている西欧風の内装だ。1泊2000円もしないホテルなのでもちろんTVはないがクーラーついていたのはうれしかった。
いつもなら、荷物を置いてすぐに町へと繰り出すのだが、なんとなくその日はそんな気分になれず、まず部屋の中の写真撮影を開始した。
ここで、今回の旅の持ち物リストを公開
1. バックパック(ZEROPOINT45L)2.ウエストバック(MEI)3.フィルムカメラ(FUJI K-28)4.デジカメ(リコーカプリオRX)5.財布、金6.せんべい7.ボールペン10本8.ガイドブック9.薬関係(バンソコ、下痢止め)10.タオル11.着替え類12.歯磨きセット13.手帳14.パスポート15.CDおよびプレイヤー(重かった!)16.電池17.目覚まし時計(いらねえ~)18.換えの眼鏡19.腕時計20.蚊取り線香(出番少なかったー)
時差(6時間)のせいでなかなか寝付けなかったがとりあえず部屋に備え付けてあった(というかどうみてもあとで付け加えた)シャワーを浴び、電気を消さずに目をつむって横になった。こうして1日目は終了。
つづく……
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1日目に宿泊したカイロのベルリンホテル。内装はきれいでフロントの兄ちゃんもいい人、猫もイイ奴。ただ、入り口がぼろいので初めての人はちょっとびっくりするかも。あと、壊れたエレベーターの周りを回るなが〜い螺旋階段はキツイ。
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スパイダーマン上映中です。日本同時公開なのには驚いたね。
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ベルリンホテルの朝食。パンうまい、紅茶うまい。ゴチ。
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カイロの駅。人いっぱい。指定席だけどアラビア数字が読めなくて自分の席を探すのにもひと苦労!
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アレキのバス停。アラブのおじちゃんたちはみんなこんな格好しています。かっこいいので一着1500円くらいで購入。
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マトルーワの町にあるダーリーンホテル。小さくて地元の人しか泊まっていませんでしたが、海がチラチラ見えてよかったです。内装もきれいだし。海側じゃない部屋も見せてもらいましたが、風の質や風景を比較すれば、多少値が張っても、海側を選ぶべきですね。
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マトルーワの朝のスークで売られていたでっかい茄子。でかい。熟しすぎてるのか張り裂けそう。
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ダーリーンホテルの朝食。豆とパンという意外な組み合わせにちょっと戸惑った。混ぜて食えばいいんだと思って食べたらうまかったが、食べにくかったので、間違っていたんだろう。
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町でマスカットを売り歩いていた子供がいたので、マスカットの写真を撮らせてもらった。木箱に詰め込んだマスカットはみずみずしくおいしそーだった。
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ホテルから歩いて5分ほどのマトルーワの海辺。これでまだ夜の8時なんですね。明るい。しかもまだ泳いでる。とうもろこし屋さんもまだまだ営業中。エジプトの夜は長い!
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マトルーワの町は一歩わき道に入ると静かな住宅街に。写真はなぜか道路に面してトイレが丸見えになっている家。???な風景でした。
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ダーリーンホテルの前でお店を切り盛りしている若者衆。姿勢は悪いが、ホントイイ奴。地元の人がよく行くビーチも教えてくれたし。朝6時から道路でサッカーしてた。ホント元気な20代だよ。
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マトルーワは青と白が町のカラー。だから、中央分離帯もタクシーも青と白。空を見上げれば青い空と白い雲。海へ行けば青い海と白い砂浜。納得!
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この旅最高のロケーション。アッギバ。マトルーワからバスで30分ほどの何もないビーチ。高台に到着してバスから降り、見下ろした光景がこの写真!すばらしい!テンションあがりっぱなしですね。オススメ!
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カイロからアレキに向かう電車からの眺め。このあたりはデルタ地帯だけあって緑が豊か。電車の乗り心地もよく、シートもふかふかで心地よい2時間半の旅でした。
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アレキのバス停に建つ兄ちゃん。よく見ると日本語のTシャツを着ているのでパチリ。「勝手が違う」だって。こわそーだったので隠し撮りしてみました。
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マトルーワのホテルダーリーンホテルの前にいた店の兄ちゃん。朝6時のサッカータイムで写真を取れとのこと。技より、思いっきりカメラ目線なのがスゴイ。
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シーワという砂漠の町のひとこま。このあたりの建物は泥づくり。地面や建物が肌色一色なのでカラフルな衣装の洗濯物が鮮やかに映える。日本でこんな写真とったら警察モノだけどね。
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シーワは旧町と新しい町がある。新しい町はお店やモスクで活気があるが、一歩外れたところは廃屋のようなたたずまい。
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砂漠の中に建つモスク。閉鎖されてましたが、きれいな建物。駐車場みたいなところにあった大理石のベンチがきれいでした。
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かわいい〜子供たち。シーワは子供たちもせっせと働いております。バスでシーワに降り立つとまず最初に声をかけてくるのは彼らです。
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シーワの町外れの子供たち。
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町のお店に積み上げられていたダンボール。変なキャラクターばっかり。忍者っぽいのもあったりいて、見ていてほしくなったが、大荷物になるからあきらめた。
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家の前で暑そうにしていたロバ。日中は40度を優に超えていたエジプトの砂漠でロバも大変だろう。
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シーワの町を闊歩していたヤギ??さんご一行。近づいてカメラを向けるを一斉に右へ習え!あまりにもできすぎた行動に、まじこわかったのでちょっと引き気味の写真になってしまいました。
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砂漠です。とにかくこんな風景がずっと続くのです。ちなみにこれはマトルーワからシーワへと続く砂漠。ミニバスで2時間〜2時間半かけて突き進みました。
こっそり撮影した写真にはごま塩のごま状態のラクダちゃんたちがちゃっかり写ってました。こっそりというのは、砂漠のあちこちにエジプト軍の軍事施設があって写真撮影は制限されているからです。でも、どこを見渡しても何にもないんだけどね。 -
朝方のシーワの町です。町の真ん中にはモスクが建ち、神聖なるモスリムたちが礼拝に訪れています。
エジプトの朝は涼しく気持ちいいので、この時間に遠くまで歩くのがベストですね。 -
アレキサンドリアに帰ってきました。ハイドパークホテルというホテルに泊まったのですが、とっても眺めがよく、風も寒いくらいに吹き込んで最高でした。プライベートテラスからの眺めは最高!
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ホテルのゴツイ蛇口。西洋の古い建築様式のホテルで、配置されている家具や設備も古い、というかアンティーク。潔癖症の人はちょっとひくかもしれないけど居心地は悪くなかったです。
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エジプトのポスト。ちなみに、日本に30cm四方のダンボールを送ろうとして郵便局をたずねたらなんと750ポンド(およそ2万3000円)もかかるって!おどろいて、そのままホテルに持ち帰ってギュウギュウづめのリュックに無理やり押し込めた。
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アレキの朝の町を散歩して見つけた小さな喫茶店。お茶をお願いしたらリプトンのカップで出てきた。おいしかったと〜。
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パン屋。ほんとうまそ〜なんだもん。ホテルで朝食でるっていってたのに、ついついかっちゃいたくなるよね。
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かわいいジープ? 色も形もはじめてみた車なので記念に撮って置きました。欲しい。誰か、買って。
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アレキのタクシー。マトルーワと違って黄色と黒のツートン。ぼろいのもあればそこそこのもあるエジプトのタクシーだけど、カイロで最後に乗ったタクシーはぶっ壊れてて内側から開けられなくて、外のノブを自分で開けないと扉が開かないというツワモノ。でも、楽しい。
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人気が少ない朝の町。一方で夜は10時でも12時でも人だらけ。寝ろよ!とエジプト人ひとりひとりに突っ込みいれたくなる。
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売り子。これまた、かわいい。泣きべそかきながら、泣きそうな声で買って〜買って〜っていってくるからピラミッドそっちのけで相手してあげた。でも何にも買ってあげられなかった。
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ピラミッドはだれもが写真で見たことがあると思うので、ここではその裏側を。ピラミッドのすぐ脇にはライトアップ用のこんなすごい照明が設置されているんです。夜になれば、虹色の照明がピラミッドを幻想的に照らし出すのだそうです。たぶん。
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カイロで食べた、マンゴー+レモンアイス。うまい。やばい。うまい。やばい。うまい。やばい……。
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笑いすぎ。ショーウインドウの女の人。カイロって結構ショーウインドウがたくさんあるんだけど、どうも変。狭いスペースに子供のマネキンを何個も詰め込んだり、顔のつくりも変にリアルで気持ち悪りィ〜。
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念のためスフィンクス・ピラミッド見学に行ってきました。スフィンクスのケツを見れて感動!丸いんだね。イイケツしてるよ。
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マスカット売りの少年A。
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シーワの少年B。くそ暑いのに、乗せていた果物をわざわざどかして、「のってけよ、兄ちゃんっ!」っていってくれたかわいい子供たちです。
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