2004/07/30 - 2004/08/04
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たまさん
久々の海外出張の行き先は上海。海外と言えば主に欧州ばかり行っていた私にとっては初中国。発展しつつある国のダイナミックさ、そして予想とはちょっと違ったその実態を感じた6日間でした。
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今日は9:50発のNH919便で出発であるが、成田到着まで今日が夏休みだということを忘れており、出発ロビーの混雑を見て愕然とした。普段は閑散としているANAカウンターも混んでいて、たかをくくって1時間半前に来たのだが結局ぎりぎりになってしまった。今回一足先に上級会員となった同行者に便乗してラウンジでまったり仕事をしようと画策していたのだが、結局滞在時間はわずか15分。あっという間にファイナルコールとなってしまった。残念無念…。
今日の機材はB777-200、JA704Aである。 -
定刻よりやや遅れて出発、短距離便だけあってB滑走路からの離陸であった。今日は台風10号が近づいており、名古屋上空くらいまでベルトサインがつきっぱなしであった。翼の近くのうずをまいた雲が台風なのではないかと思うのだがどうなのだろうか?
上海まではわずか3時間弱。飛行経路も途中までは福岡便とほとんど同じであり、国内線に乗っているかのようである。 -
今回は日程変更の可能性もあったのでノーマルエコノミーを購入したのだが、ビジネスクラスへアップグレードされていた。といっても中国線はビジネス客が多いこともありPEX運賃が極めて高く、ノーマルとの差はわずか数万、決して大判振る舞いというわけではない。
機内食は中国線自慢の「味物語(和食)」を選択したが、そもそも私は純和食が好きなわけではないので、まあ、それなりであった。ちなみにこんな感じ…
[前菜]海老・鯖市松昆布・牛肉アスパラ巻き・穴子八幡巻き・出し巻き玉子
[小鉢]卯の花南瓜和え
[台の物]牛タン味噌煮・野菜煮・古代黒米俵御飯
[酢の物]鱧・青柳・蛇腹胡瓜・若布・梅肉酢
[味噌汁]
[香の物]
[緑茶]
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B777-200のC席は今となってはさして高級な席ではないが、いつもY席な私にとっては十分な席である。
しかしそれにしても今日のNH919便はガラガラである。Bコンは数人しかいなくてこんな感じであった。聞くところによると貨物が好調なので人がいなくても採算が取れるということであったが。 -
というわけで12:00少し前に上海浦東空港着。なぜか入国審査が混んでいて1時間も待たされたが、そんなところが中国らしい。
さて今日のメインは最近開通したリニアである。普段はタクシーで移動するのが常であるが前々から乗りたいと言い続けていたので今回乗ることができた。
リニアは実際はあまり儲かっておらず、約30分毎しか走っていないようで20分くらい待たされた。客の半分は日本人である。普通席は航空旅客はRMB40でそんなに高くはない。
リニアはドイツ製で、手動ドアはICEそっくりであった。 -
出発後ぐんぐん加速し、約3分くらいで430kmに達した。さすがに速い!タクシーがあっという間に後ろへ飛んでいく。皆スピードメーターを写真に収めていた。
430kmで走るのは1分足らずで、これまたあっという間に減速。人間というのは面白いもので250kmが今度はとてつもなく遅く見える。普段は270kmののぞみで十分速いと思っているのに。
しかし430kmというのは実に魅力的である。私はリニア否定派だったのだが賛同派に寝返りそうである。日本も速く実用的な路線を作ってほしいと思うようになった。 -
リニアは郊外の龍陽路駅まででここからは地下鉄などに乗り換える必要があるが、今日の上海は東京に負けず劣らず暑く、本末転倒だがここからタクシーに乗ることにした。
これからの宿は浦東側のコートヤードホテルであるが、ドライバーには全く通じない。中国語の当て字と全く読み方が違うのでわからないのである。これはちょっとしたカルチャーショックであった。
そして運転の荒さとクラクションの多用…ドラマチックに変貌を遂げる上海というイメージがガラガラと崩れ去った瞬間である。
ホテルの周りは写真のように再開発された綺麗な街並みであるが、眼の前がオンボロアパートだったりしてこれもまた面白い。 -
今日から6日間、四川北路沿いのデータセンタで作業をすることにしている。魯迅公園に近い四川北路は上海第三のショッピング街ということであったが、古きよき中国と高層ビルが同居する、なんとも不思議な空間であった。
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建物からの眺め。超高級マンションや高層オフィスがあると思えば真下には長屋があり、市場がある…。上海に対する無知さを痛感したと共に、テレビっていいとこしか映さないんだなあと感じた。
しかし6日もいると、これが上海の発展を支える原動力であり、それが魅力であると感じるようになった。 -
仕事は順調に進み、夕食の時間である。今日は浦東にあるタイムズスクエア内の上海阿叔レストランでの上海料理である。豚のスペアリブはとても柔らかく、一方左側のもちと肉を絡めた料理(正式名は何と言うのかわからないが…)の絶妙な歯ごたえがこれもまたおいしい。さすが中国である。
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今回は順調に仕事が進んだがために食べてばかりである。昼間は四川北路沿いの蟹肉料理屋へ入った。地元客がさっと食べるような感じの店である。
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蟹味噌の小龍包とワンタンを食べる。小龍包を食べるのはこれが初めてであった。スープが熱いがとても美味しい。
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今日も無事終わったので夕食に繰り出す。毎日夕食の時間に食べに行くなんて実はとても珍しい。
今回はホテル近郊の韓国焼肉屋へ繰り出した。実は韓国焼肉屋も初めてである。店員が焼くことすら知らなかった。日本と違っていろんな意味で豪快な焼肉その他に満足する。 -
地下鉄で上海最大の観光地外灘へ向かった。2号線はAdtranzとSiemensの銘板があった。そういえばドアの閉まる様はBerlinのU-Bahnになんとなく似ているような気がする。
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連日東京と同じく35度近くの真夏日が続く上海では、外灘のライトアップがずっと中止されたままで、案の定今日も中止であった。そして運が悪いことにモーターボートレースか何かと重なっていて、遊歩道にすら入れなかった。
何とか浦東側のテレビ塔と高層ビル群を写真に収める。見たときは広告が輝き結構綺麗かな、と思ったのだが、他の写真を見るとこんなものの比ではないようで、とにかく残念である。仕事する時期を誤ったなあ。。 -
さて今日は現地法人との会食である。浦東の王朝大飯店だったような気がするが、レストランでの食事である。
いきなり鳩のから揚げが出てびっくりするが、季節外れの上海蟹に、あひるの煮物がなかなかいい味を出している。そして極めつけはスッポンのちまきが、やわらかいご飯とゼラチン質のスッポンがマッチしてまさに美味であった。最後は上海らしく川魚の煮つけ。これだけ食べて一人2000円くらいであった。 -
食べてばかりでどこも見ていなかったので、翌日早起きして再度外灘へ行ってみた。朝早いのにすでに観光客が多い。今日は遊歩道も開放されており、歴史ある建築群が朝日に輝いていた。
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ホテルへの帰りは観光トンネルを経由することにした。RMB30と物価を考えると非常に高い運賃を払い、このゴンドラに乗る。朝だったのですいていて、私1人であった。
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出発するとイルミネーションと音楽が流れる。たしか浦東の発展と未来をイメージしたとかいう話だが、こんなこと普通はないのだが、写真ほど「美しくもなく」、噂どおり興ざめな乗り物であった。まあ地下鉄で戻るより歩く距離も少なく冷房も効いているので良しとする。
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食べてばかりの6日間であったが、予定内に作業も終えることができ、最終日はこれまた四川北路の四川料理屋に入った。おいしい水煮魚があるということで食べてみたが、熱く油っぽいが煮込み具合が最高で、とても美味であった。しかし6日も毎日油っぽい中国料理ばかり食べてきたので、さすがに私は多少もたれてきていた。
ちなみに今上海ではザリガニがブームらしく、あちらこちらで細かく切ったザリガニを食べている光景を見ることができた。私の隣の若い女性2人は2皿も食べていた…。 -
最後は南京東路で土産を買いつつ、帰途へ着くことにした。このエリアはさすがに発展著しく、日本の歩行者天国にいるかのようであった。
時間があれば豫園くらい見ておきたいところであったが、残念ながら割愛し、ホテル経由で空港へ戻る。帰りはタクシーにした。 -
帰りは17:20発のNH154便、関空行である。成田便はNHは13:10が最後で、コードシェアやJALなどを見ても15:30には終わってしまうので、トラブルがあっても遅くまでいられるよう関空経由で帰ることにしたのである。
空港の土産屋で市価と比較すると驚くほど高いお茶(ちなみにRMB100/個)を買い、今度こそsignetでまったりする。他の便もなくすいていた。
今度の機材はJA609A・ANA自慢のClubANA Asia搭載のB767-300ERである。 -
帰りもラッキーなことにビジネスである。ClubANA Asiaは2-1-2の横5列で非常にゆったりしており、座席も全自動リクライニングでかなり豪華である。もっとも、上海-関空間は実は羽田-那覇間より
短く、これを楽しむ時間は2時間もない。
この便も思ったより搭乗率は悪く、半分くらいしか乗っていなかった。 -
機内食は和食もちょっとひかれたが、いい加減に洋食を食べたかったので洋食にした。羊肉がとてもやわらかくおいしかった。
ちなみにこんな感じ…
[前菜]クラブミート・鴨のローストオレンジ添え・ミックスビーンサラダ
[メインディッシュ]仔羊と海老のグレービーソース ローズマリーとマスタード風味
[ブレッドロール]
[季節の果物]
[コーヒーまたは紅茶] -
関空は台風11号の影響で大荒れの着陸であった。離陸待ちで15分ほど遅れたため羽田乗り継ぎはGH氏エスコートである。一度荷物をピックアップしないといけないのが面倒くさい。何とかならんものか。
関空21:25発のNH150便は国際線用B767-300ER・JA8358号機であるが、旧来からの古い機材であった。しかもC席が開放されているのにも関わらずそこに座れなかった(まあもともと全区間エコノミーだから仕方ないのだが)。一応非常口席だったので良しとする。
機内はビジネスマンも多かったが、全体としては搭乗率は6割程度といった感じ。 -
定刻よりやや遅れて22:40頃羽田に到着。隣の荷物レーンは5月に日帰りしたときに乗った那覇からのNH136便であったが、今日は行楽客でごった返していた。何か、中国から帰ってきた気が全くしなかった。どこから帰ってきたんだろう…という、夢のような感じであった。
そして京成住民の私は、実は成田よりも遠い帰途に着かなければならなかった。しかも湾岸が2車線規制!で大渋滞とのこと。幸い357へ迂回して多少の延着で済んだが、ちょっと疲れた。
そんな感じで、食べてばかりの出張は珍しく問題も起きずに終わった。
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