ストーンヘンジとソールズベリー Stonehenge & Salisbury

1998/04/14 - 1998/04/14

1998年のロンドン旅行の際に、日帰りバスツアーでストーンヘンジとソールズベリーを訪れました。

エリア ソールズベリー(イギリス)

ストーンヘンジ！

延々と続く何もない荒野に唐突に出現する謎の巨大石柱群。

最初に見た印象。
「ばっかだなあ〜こんなもん造っちゃって」

そう思うくらい、唐突な、謎。

以前は石柱の側まで入って行けたそうですが、現在は周りを囲む遊歩道が整備されていてそこしか歩けません。遺跡保護の為だそうです。

ケルトの神殿とも、古代の天文台とも言われているストーンヘンジ。

その石組みに使われている石は遥か彼方の山脈から切り出されたもので様々な種類のものがちゃんと用途を決めて使われているそうです。

何を思い、何を行い、そして何処に行ったのでしょう、この荒涼たる大地に、まさに碑（いしぶみ）を残した人々は。

私の持っているのは、ガイドレシーバー。４か国語ぐらいあって、勿論私の聞いているのは日本語。

日本語の説明を聞きながら見て廻れるのでとっても便利です。説明はかなり詳しく、とても興味深かったです

入り口にある案内所には、日本語の冊子なども販売していました。かなり学術的な内容のものもありました。

しかし、とにかく風が強かった！
時折、雨粒も混じって、荒涼たる風景に相応しい天気。
…いいのか悪いのか。

日本のバスツアーと違って、一つの場所にゆっくり時間が取ってあるので駆け足にならなくてもOK。


ストーンヘンジを後にしたバスは、一路ソールズベリーへと向かいます。

『マグナ・カルタ』（大憲章）を保存する、ソールズベリー大聖堂。

バックの空がいかにもそれっぽくて思わず中世の英国に思いを馳せてしまいます。（聖堂の裏ッかわがいかにも現代的な工事中なのは内緒）

内部のステンドグラスもとても美しく、写真に撮るのは難しい、と判っていながらも思わずシャッターを切ってしまいます…。

騎士や王侯貴族のお墓が聖堂内のいたるところにあります。床の下に埋葬してその上の石畳に墓碑名を刻んであるので、気付かずに上を通り過ぎる事もしばしば。そうやって人に上を歩いてもらうのが供養になるんだそうです。

これは立派な墓碑のある貴族の墓。
フラッシュを焚いたのは間違いだったなあ。薄暗い聖堂内にあってこそ神秘的な雰囲気が漂うのだけど、こうして写真に切り取ってしまうとなんだかグロテスク。

聖歌隊の席だそうです。
美しい木の艶が印象的でした。

薔薇窓とアーチの連続する回廊が美しい中庭。

修道僧達がハーブを植えたりしているのだそうです。

見上げる尖塔。
この１枚は、実は私のお気に入りです。

…ナントカと煙は高いところが好き、ってね…

大聖堂を取り囲む家々も、なんとはなしに、のどかで平和なイメージ。


今回利用したのはロンドンプライド社のバスツアーで、ガイドさんが、英語と日本語の両方で説明してくれる、というツアーを選びました。正直、ガイドさんの日本語は、聞き取るのに想像力を要するものでしたが、私達の英語だって現地の方からすればそうなのだろうからおあいこ（？）ね、ということで納得しました。

子供の頃から興味のあったの世界のミステリーの一つ、ストーンヘンジを見る事が出来て感動でした。

この旅行記へのコメント （2）

• yusakuさん 2004/08/01 23:08:48

  こんにちわ

  ソールズベリーの写真拝見させていただきました。
  なんか、自分の写真と同じ風景が写っていることになぜか不思議な感じが
  してしまいました。
  
  ストーンヘンジはやっぱりすごいな〜って言う感想よりも、
  確かになんでこんなものを作っちゃったんだろうって感じですよね。
  周りの何もない草原になぜか建てられている石柱群。
  ほんと謎ですね。
  
  もしイギリスにまたいく機会があれば是非エディンバラの方も回りたいと思います。

  radwynnさん からの返信 2004/08/02 17:39:46

  RE: こんにちわ

  いらっしゃいませ！
  
  ＞自分の写真と同じ風景が写っていることになぜか不思議な感じが
  
  そう言われてみるとそんな気もして来ました（笑）
  既視感っていうか、いや、確かに既に見て来た風景なんだから、既視ではあるんだけど、なんだか、同じ場所に、居たんだなあ、と、タイムマシンに乗ったような感じと言うのか…（笑）
  反対に、まだ行ったことのない場所の写真を見ていて、その場所に行ったら、ああ、この場所…って、なんだか不思議な感じがするんでしょうね。
  
  ＞ストーンヘンジ
  吹きすさぶ風の中にぽつねん、と立ちすくんでいる石柱の風景は、ほんとに、頭の上にでっかい「？」が浮かぶような気持ちでした。
  イギリスって変な国ですよね。そこが好きなんですけど（笑）
  
  ＞エディンバラ
  ２日しか滞在できなかったんですが、それでも、お気に入りの街になりました。機会がありましたら是非、訪れてみてください。