水色はむさんのクチコミ全5件

大駐車場に車を置いて少し歩くと江戸時代の宿場町へタイムスリップしたような茅葺き民家が軒を連ねる「大内宿」に着く。見かけは日本人と見分けがつかないが、しゃべる言葉から海外からの観光客とわかる団体さんがたくさんいる。地元の柿やりんごなどを売る店や、蕎麦屋が多い。茅葺き屋根の向こうに見える紅葉した山がとても美しい。そぞろ歩きを楽しむのにいいところだなと思った。

陸前高田から一関方面へ、猊鼻渓目当てに車を走らせました。あいにく朝から豪雨で川は茶色く濁り、気温も低くてコンディションが悪かったので、せっかくなら、天気の良いときにまた来ようと思って舟下りに参加するのを断念してしまいました。せっかく来たので、舟下りの舟を撮影しました。もっと寒くなるとまわりも囲んで、こたつも登場するそうです。今のところ紅葉も残っているので、もうしばらくは暖かい服装で川に吹く風を受けながら船頭さんのげいび追分を楽しめそうですね。

石ノ森萬画館２階企画展示室でペーパーアート作家「太田隆司」さんの作品展を見てきました。紙で作られた日本の情景。どうやったら紙だけでこんなものが作れるのか！？「すごい！！」の一言です。表情も服のしわも、遠近感も、なにもかも素晴らしい！特にいいなと思ったのは浅草雷門の情景や部屋で花嫁を囲む家族の情景。一見の価値ありです。11/23（金）からは世界の情景に替わります。残念ながらそちらの方は見に行くことができないのですが、１つだけ展示してあったので、雰囲気を楽しむことができました。企画展の他に「サイボーグ００９」の世界を楽しめるフロアーがあり、３階のマンガ見放題も時間があればたくさん読みたいマンガがありました。

豪雨の中、唐桑半島へ奇岩の名勝『巨釜・半造』へ向かいました。駐車場から傘をさして「折石」までの２００ｍの階段を下っていくと、激しい荒波が当たって砕ける奇岩が見えてきました。それが、海の中から突き出た石柱「折石」。強い雨と海風で斜めになった傘の影からやっとの思いで写真を撮りました。すばらしい景観だったので、ゆっくり見たかったのですが、すでに雨でジーンズもびしょびしょ状態。限界を感じて帰りの階段を上って駐車場へ戻ると息が上がってしまいました。日ごろ運動をしていない人や高齢者にはちょっときついかもしれませんね。

東北自動車道一関ＩＣから車で数分。初めて訪れた『厳美渓』を見渡せる橋を歩いているとごつごつした岩場にやけにたくさんの団体さんが集まっている東屋が見えました。そこがかの有名な老舗「郭公屋」さんの「空飛ぶだんご」の受け渡し場所。紅葉の厳美渓を撮影したつもりでしたが、写真を良く見ると、ちょうど真ん中に料金とだんごを交換する茶色のかごが写っていました。雨ですべりやすい岩場を歩いて東屋まで行くと、だんごを笑顔でほおばる人達や順番をいまかいまかと待つ人達でいっぱいでした。一箱４００円のだんごはとても美味しそうに見えました。だんごのかごがロープを伝わって飛んでくるのを見ているのはとても楽しいものでした。