そうま　ゆうたろうさんのクチコミ全8件

日本のものを限定して扱っているアンティーク雑貨店。

日常使いで毎日の生活に使えそうなものがいろいろある。

この種の店にありがちな価格が聞いてからわかるということもなく、すべてに年代や値段がついているので、ビギナーの人から楽しめる。和骨董店としてみればアイテム数はかなり多い方だと思う。

伊万里好きとしてはもともと京都向けのものを仕入れるルートがあるのか、この店にしか入っていないアイテムがある点が興味深い。ただ、その点は教えてはくれない。京料理の懐石向けのものが多くあり、これがこの店の独特の傾向である。

日本製のアンティーク家具は必ずしもリーズナブルな価格設定ではないが、各所が部品交換されており徹底的に正直に直されているので、コスト以上という意味でいれば逆に安いし、昔ここで買ったチェアーはきしみもなく長持ちしている。

値引きはなくポイント制でハンコを集めるタイプ。店員さんは基本的に真面目な感じで、名前は知らないが女性店員のAさん?はおしゃべりしていて楽しいのでついつい長居する。そして散財する。

どちらかというと教えたくない店の部類。

男性が一人で入るのはちょっと勇気がいる雰囲気ですが。まずは胸を張って入りましょう。

なにせ、最上級のカカオの味わいがここでは手に入る。いそいそとカカオを持ち帰り、宿でバーボンか日本酒とつまむための洗礼と思えばいい。

まず、そんなに大量にチョコレートは・・・・という方には「ブラウンボックス　マラカイボ」2500円という小さく長細いパッケージがおすすめ。
薄いプレート状のチョコレートが整列しており、カカオの味を舌の上で少しづつ堪能できる。

「いや、わしは予算が潤沢でココアを耽溺したい。とにかくがっつりいける」という猛者は、クランチの量り売りを。

ただし、これは威勢よく入れるととんでもない金額になることはお断りしておく。もちろん、出費に見合うだけの悦楽の時間を楽しめるのだけれど・・・。

これとうまい酒・・・日本酒やすカッチ、白ワインがあれば、三日間は幸せな夢を見ることができる。

男性も含めてその舌を満足させてくれる場所

ますます外国人が増えて日本人の居場所がない感じ。昔は「京都の台所」と言ったようだが、地元客向けの店はかなり減った。

今では「食べ歩いたり」「食事したり」を散策するエリアというようなものになり、イートインしたり店頭でほうばったりする家族連れには楽しいスポットとなった。

もちろん昔ながらの乾物屋や川魚屋などの老舗店舗や、昔ながらの京風「だしまき」が美味しい老舗店もあり、嵐山のような落ち着かない荒稼ぎの嫌な感じはしない。

西側の端の方にある老舗の大安という「焼きがき」店がオススメ。焼きガキをちょっとつまんで飲みにいく前の出陣式するのに使わせてもらっています。

京都に二本しかない地下鉄路線の交差位置で京都駅へのも直通で行ける。タクシーも拾いやすく、ビジネスエリアのほぼ最北端で環境も良く、治安も良い立地。女性でも夜も安心して出歩ける。

周りに夜間のみ歩けるような個性的な個人経営の飲食店バルなどが南北東西に点在し、南側を散策すると個性的な雑貨屋やアンティークショップなども多い。
とにかくアクセスと立地がすごく良い。ダウンタウンな京都駅周辺より断然良い場所だと思う。

建物はちょっと古びており最新設備ではないが、管理は行き届いており、接客等のサービスも良いと思う。ハイアッパーな宿泊施設ではないが、逆にこじんまりとして落ち着いておりそこがいい。過剰なサービスもないが、かといって足りないとも思えない。京都市内宿泊ではよく使うホテル。

ここの物を土産にして不平を言われたことはない。「通販で買えるのか」とよく聞かれるが、京都に行った時に買うものなので答えないようにしている。土産なんだから。

かまぼこは上品。塩味も抑えめで素材のじんわりとした味わいが舌に残る。新米と合わせるとついついお代わりをしたくなる。ただ、大量に食べるというより、少量を舌で楽しむ方がこの店の味の本質を楽しめると思う。

おすすめなのは「うおそうめん」出汁につけていただく、かまぼこの素麺。奇妙なものだが、土産に受ける。好みで生卵を垂らしたり、ワサビを聞かせると肴になり、辛口の日本酒との相性は最高である。

ただ、うおそうめんは立春から立秋までの期間限定品であり、その点は外すと悔しい思いがする。

味のとんがった派手な味というものを探すならこの店は向かない。ただ、上質な味を静かに楽しみたいのであれば、ここのバケットは確実にうまい。

カルネとカスクートが鉄板。しんみり噛み締めて食べるためにある。呑んだ後の次の日の朝食にうまいコーヒーと胃袋に流し込むには最良の選択と言える。

他のものも一通り食べたし、ペッパーやその他のアレンジも試したが、やはりカルネとカスクートにもどる。京都に来るとつい足が向いてしまう。じぶんにとっては京都の味。大学の下宿時代は贅沢で滅多に食べることができなかった記憶が蘇る。

おそらくかなり昔から接客スタイルは変わっていないのだろう。繊細で丁寧だし、誠意がある。

知人に頼まれたので目的の針を買おうと立ち寄った。素人なので言われたものを見繕い適当にレジに立ったのだが、用途を聞かれて説明すると逆に安い方を勧められた。御当主なのだろうが、話しているうちにこちらの買う側の姿勢が恥ずかしくなった。

知人に渡すと自分の目的にはこちらで選んでもらった方の針がベストだとのこと。

後で聞いたのだが和刺青にはここの店の針でしか出せない模様があるらしい。またその世界での使い勝手はピカイチなのだそうだ。人脂の絡みが全く違うのだとのこと。

歴史のある仕事というのは恐ろしい。プロ向きの店だと感じた。

いつもここで客用のお茶を買っています。上質な最上級の茶葉がここにはある。

接客するstuffさんのレベルが高い。経営者の落ち着いた心意気も感じる。

たくさんの種類の中から好みのお茶を探し出し、日本茶文化の奥行きの深さを知ることができるし、何より店内が落ち着いているのが良い。丁寧にこちらのいうことを聞いて吟味してくれるので、押し付けて買わされるというような雰囲気はない。

老舗らしい店内で格式と歴史を感じる。京都らしいお店で、イヤミがありません。お抹茶とお菓子も味わえ、店内から寺町をみていると自分も町の人になったかのような気持ちになる。