Damaさんのクチコミ全2件

　関東のルートインは半分以上宿泊済(笑)ですが、今回の北海道旅行が｢グランディア｣タイプ初体験です。建物は古いですが、ゆとりのあるロビー、正面に広がるサロマ湖を見渡すテラス、吹き抜けの天井…と｢違い｣を感じさせられました。部屋に入ってもお決まりの作務衣も茶色だし、ユニットバスからベッドの距離にゆとりがあります。そしてお風呂も露天がついていてサロマ湖を一望する眺めも素晴らしく、使っているアメニティも若干違っていてやっぱり違うな、と思いました。
　夕食ですが、せいろ蒸しはなかなかのボリューム。帆立の名産地ということもあり、ハーフバイキングにも帆立をたっぷり使った料理が並んでいました。シェフが立った鉄板の前に氷下魚と帆立があったのですが、焼き置きだったのが残念でした。せいろ蒸し、ごはん、お味噌汁以外はアツアツではなかったですが、まぁ満足のいく内容でした。
さて朝食｢"ザ・ルートイン"なメニューだったらどうする?(笑)｣と連れと冗談で言っていたら品数は多く、味噌汁や焼き魚はちゃんとしていたものの卵焼きや野菜のおかずやサラダやフルーツの種類、そしてパンがまさに｢それ｣でした。タイトルのきっかけはこの朝食です。
　でもこのタイトル、決して悪い意味ではないのです。来年度に小旅行に使えそうな新店が2つオープンすることを知って、また泊まりたくなったのですから…

｢団体客がいない｣｢行ったことがない場所を減らす｣ことにこだわったルート上にあったここに泊まることにしました。
公共の宿なので、雰囲気や食事はよくあるそれ、なのですが、地味に印象に残った点がいくつかあります。
まず、部屋のレイアウト。円形の建物なので、よく言えばゆとりがある、悪く言えばちょっと動線は悪いですが、非日常、と思えばなかなか楽しめます。
お風呂は広いです。しかし、泊まり客が多ければあまり気にならないかもしれませんが、泊まり客が少ないと、地元の人に囲まれて若干肩身が狭いかもしれません。こういった場所にありがちなのですが、洗い場の｢指定席｣があって、知らずに侵犯してしまったようです。
朝、目の前の公園を少し散歩しました。近くのトヨマナイ川に架かる橋の上を歩いた時に、水面から水音が…目を凝らしてみたら、鮭でした。今まで秋に数回北海道へ行った割になかなか出会えなかったのでちょっと感動でした。
北海道はメジャーじゃないエリアでも雄大で開放的な雰囲気は充分楽しめますし、時期や曜日にもよりますが、いろんな意味で自分たちだけで静かに過ごせるので、宿泊に多くを望まない人にはお勧めです。