Lonqwさんのクチコミ全2件
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投稿日 2014年10月14日
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投稿日 2014年10月14日
総合評価:4.0
紅葉がピークを迎える秋の道東旅行中に宿泊。
当ユースホステルの周りは、森。
鳥の声や緑のざわめきと、サロマ湖のさざなみの他は、何も音がしない、とても静かな場所です。
天気が良ければ、宿泊部屋から朝日が眺められるそうです。
便利過ぎる生活に慣れ、人混みや喧騒に疲れてしまった心が洗われるような、ゆったりとした時間が、ここには流れていました。
楽しみにしていた夕食は、ミニホタテ倶楽部というサロマ湖のホタテ尽くしメニューです。
大食いの方には少し物足りないかもしれませんが、素材の味を生かしたやさしい味で、とても満足できました。
今の季節はサンマの刺し身もついていました。
今では、流通の発達のおかげで、内陸地方でもかなり鮮度の良いものが口に入りますが、それでも地元で採れたてのものを頂くと、味の違いに驚きます。
一番の見どころは、フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル建設事務所に所属していた「田上義也」の設計であるこの建物でしょう。
全てオリジナルデザインの内装は、細部に至るまでとても凝っていますが、これ見よがしな派手なデザインではないので、疲れることがありません。
どこにいても、森の中にいる事を意識出来る、心くばりの行き届いた空間。
どの場所に居ても、不思議と落ち着きます。
36年間、サロマ湖畔という過酷な環境に建っているため、建物の老朽化が進んでいて、特に暖房関係がよくないようなので、寒い季節は防寒対策が必要です。
今どきのホテルのように、便利で新しいわけではありませんが、古いものを長く、大切に使っていくことに価値を置いている方にお勧めします。
食後は、暖炉のある1階談話コーナーで、持込みした道東旅行中に買い込んだチーズ工房 酪恵舎 のチーズや十勝ワイン山幸などを、静かでゆっくりとした時間の中、楽しむことが出来ました。
ペアレントさん(施設管理者)は、とても気さくで明るい関西出身の方で、帰りに「気をつけて、いってらっしゃい!」と見送りしてくれました。
思わず「いってきます!」
また帰りたいなと思える場所でした。どうか、1日でも長く営業していただきたいです…- 旅行時期
- 2014年10月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 1人1泊予算
- 7,500円未満
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 客室:
- 3.0
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 3.0
- 食事・ドリンク:
- 4.0

















