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  • フランスのレストランでチップを置くことはマナーです。

    投稿日 2013年06月08日

    パリ

    総合評価:1.5

    フランス在住、レストラン関係者です。

    いろいろな考えかたがあり、一概にこれが正しいと言うことはないかもしれませんが、私が昨年の12月まで8年間フランスの三ツ星レストランからビストロで働いた経験から言わせていただくと、フランスのレストランでチップを置く・払うことはマナーです。普通に「ありがとう」と言う感覚でチップを置いてくるものという認識です。
    もちろん、マナーですから絶対に置かなくてはならないということではありません。ただ、日本人はチップを置かない人が多く、マナーが悪いとフランス人のギャルソン達は思っています。
    少なくとも”チップは必要ありません”という言い方は間違いです。マナーを必要ないと言い切ることは恐ろしいことです。多くのガイドブックが間違っていると私は思っています。

    チップに関して私の意見をまとめてみました。
    お読みいただければ幸いです。

    よく下記のような記載が見られます。

    ~~~~
     レストランでは基本的にチップは必要ではない。快いサービスを受けたときや、特別なことを頼んだときに、お礼として渡す程度。
    チップは義務ではないが、渡す場合は、高級レストランでは食事代の5%前後が目安。お札で渡すといい。中級以下ではおつりの小銭を残す程度。
    ~~~~
     さて、

     レストランでは基本的にチップは必要ではない。
     →この必要ではないという言い方が私からすると間違っています。”お年寄りや体の不自由な方に席を譲る必要はない”と言っているのと同じです。

     快いサービスを受けたときや、特別なことを頼んだときに、お礼として渡す程度。
     →レストランの場合、普通に食事をしたらチップを置くことがマナーです。
     日本に当てはめると、町の食堂でトンカツ定食を注文し、普通に運ばれて普通に食事をします。そして、会計時に(特に問題がなければ…一般的にそれほどありません)「ごちそうさま」と言ってチップを置く、そんな感じです。何かをしてもらったらとか、気分でチップという感覚ではありません。

     チップは義務ではないが、
     →確かに義務ではありません。フランス人でもチップを置かない人はいます(感覚的に三割くらい)。ただ、日本人は圧倒的に置かない人が多く、日本人はマナーがないと思われているということです。
     ※一億総中流の日本人にはわかりにくいのですが、フランスは階級社会で住み分け、暮らし分けが日本では考えられないくらいはっきりしています。一言でいうとチップを置く余裕のない人はそのようなお店・場所に行ってはいけないと考えるのです。

     渡す場合は、→この言い方がいけません。チップは渡す、置くことが前提です。

     高級レストランでは食事代の5%前後が目安。
     →完全に間違い。アメリカとは違い、支払いの金額に対してチップの金額が決まるという考えはありません。
     ※こちらは後述します。

     お札で渡すといい。中級以下ではおつりの小銭を残す程度。
     →ここの中級が何を指すのかはわかりませんが、ビストロ以上の店で小銭のチップは反対に失礼に当たる可能性もあります。

     フランスの飲食店でのチップの金額はお店の格・クラスでおおよそ決まっているという感じです。ですから、食事代がいくらかかろうとチップの金額はある程度決まっているのです。もちろん、何か特別に感じることがあってチップを倍にしたり、反対にありえないサービスや納得できない状況に出くわしてチップを置かないと判断することはあります。

     では、いくら置けばマナーとして正しいのかということですが、多くのフランス人が考えているであろうチップの金額を書いておきます。

     下記は二人で食事をした時の一回の会計時(二人分という感覚はないのですが、結果的に二人分)に置かれるチップの標準あるいは最低ラインです。

    ・カフェでコーヒーを飲む。
      おつりの1ユーロ以下をそのまま置く、または0.20~0.50ユーロ程度。
    ・カフェで食事(サラダのみ、ワンプレート程度)
      2、3ユーロ
    ・ビストロで食事(前菜+メインで30ユーロ~50ユーロの店)
      5ユーロ 
    ・ビストロよりもワンランク上のレストラン(一つ星クラス、ナフキンがあるなど)
      10ユーロ
    ・二、三つ星クラス、シャンデリアがあったり、着飾って行くようなレストラン
      20ユーロ~50ユーロ
     基本的に支払い金額に関わらず、お店の格・クラスによってチップの金額が決まっていると考えてください。

     ガイドブックにあるような支払い金額の5~10%を意識しているフランス人はいないと思います。会計の金額に関わらず、このクラスのレストランではこのくらいという相場があるのです。三つ星で20ユーロからと書きましたが、世界中からお金持ちが来るレストランですから50ユーロ以上のチップが日常的です。

     四人で食事の場合は1.5倍程度、カフェ以外ではお一人様のフランス人がほとんどいないのでよくわかりませんが、一人の場合は上記の半分でイイと思います。


     なかなか難しいチップの問題ですが、私達日本人が食後に「ごちそうさまでした」「おいしかったよ」と言う感覚でチップを置いていくように思います。

    チップという文化のない日本国民とってチップはやっかいな問題だと思います。
    だからこそ正しい知識を身につけてほしいと思います。

    チップだけの問題ではありませんが、フランス人のギャルソンからは日本人はマナーが悪いと思われているのでなおさらです。

    例えば日本人のダメなマナー…
    ・予約時間より早く店に来る(特に開店時間より早く来る)
    ・荷物をいっぱい持ってくる
    ・イエス・ノーをはっきり言えない(例えば食前酒など)
    ・子供を連れてくる。
    ・音を立てて食べる(日本のイタリアンに行くとほぼ9割近い方が
    パスタを音を立てて食べているのが現状です)
    ・スムーズに席に座れない。
    ・宴会的なノリ
    ・会計時の細かい割り勘
    ・写真の撮り方

    などなど。文化の違いの部分もありますが、郷に入ればなんとやらです。私ですら日本人は…と思うときがあります。

    参考にしていただければ幸いです。

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    2012年12月

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