いいいかさんのクチコミ全3件

2010年開通した、西安-鄭州高速鉄道（新幹線）は便利です。その間の鉄道は、新たに引き直したものです。ですから、途中の駅も新しい駅です。東側の鄭州からでは、次の駅が洛陽龍門駅となり、これまでの洛陽駅からはタクシーで30分ほどの所にある世界遺産のある龍門石窟・関林廟が近くにある所になります。その次は三門峡南駅となります。ここから函谷関まではタクシーで約60分ほどかかります。いずれも駅の間隔は130キロほど有り、時間で30分です。一駅あたり、料金は60元程度です。バスの2倍くらいの料金です。
私が使ったのは、2011年1月上旬でした。まだ試運転というような感じで、運休があったりしました。一日あたり往復5便程度の運用でした。道中のすべての線路の要所には、警備員がその路線上に立ち、新幹線の運行を監視（？）していました。いったい何のためだろう？前日であれば、席は確保できました。当日の車両は満席。これからは早くて便利と思いますので、かなり混み合うことが予想されますので、数日前の手配が必要になると思います。
　利用客は料金の面からか、バス利用の人民とは違い、車両に乗る際にしっかりと列を作って、乗り込んでいました。車両乗り降りの現地ルールは、乗る場合、進行方向の各車両の後ろから乗り、降りる場合、各車両の前方口より降りるという方法です。
　ちなみに三門峡から洛陽まで、バスを使いましたが、約2時間強かかり、40元でした。このことからも、250キロ運用のパクリ新幹線（上海-南京間の川崎重工業製と同じ型）は移動するのに便利です。
　今回は、三門峡南駅から西安駅までは使っていませんが、この部分については、お使いの方に情報をお任せしたいと思います。

この空港を出たところに、鄭州市内行きのバスがありますが、使い勝手が余りよく有りません。中国ではありがちなのですが、バスの座席が埋まらないと出発しません。つまり、時間が読めません。さらに行き先は、市内東部にある「民航大酒店まで」です。1時間ほどです。そこであれば、道を挟んだところにあるホリデーインなどまではすぐですが、ホテルがその界隈でないとすると、そこからタクシーに乗る必要があります。到着する時間帯によるのかもしれませんが、バスターミナル付近、とくに夕方以降は、ほどんど「交渉」になりますので、中国語がある程度判る必要があるかもしれません。それをいやがって、少し歩いて、そのホテルでメーターで行ってくれるタクシーを拾えばいいという判断は、やめた方がいいでしょう。まず、ホテル前でタクシーを拾うことができません。通りに走っているやつを止めようとしても、余り近くだと「乗車拒否」に合います。
　「交渉でのおおよその値段」は、バスターミナル付近から鄭州駅までは40～50元です。メーター読みでも30元ほどと思います。結構距離があるような気がします。
　また、逆方面で、鄭州駅付近から空港まではタクシーで、およそ1時間、100元です。ただし、タクシーの助手席に、しっかりドライバーの顔写真が貼ってある車両を選んでください。さもないと、メーターがあっても細工がしてあるためか、「2倍」は取られますので、空港までなどの長距離は注意が必要です。ただ、鄭州のタクシー需要は結構ありますので、それに乗じて、外目からは判らないのですが、止めてみてそうであれば、こちらの方から「乗車拒否」をしましょう。洛陽でも全く事情は同じでした。証明書の有無は大事です。

西安・咸陽空港は数年前までは一つだけの建物でしたけれど、現在、第１航空楼（第１ターミナルビル/中国東方航空など）と第２航空楼（中国南方航空など）が有りますので、注意してください。今は中国南方航空系列との区分けだけですが、変更がいつ有ってもおかしくはありませんので、自分の降り立ったターミナルはどこかをまず確認してください。そうでないと帰りに、市内からの空港着バスで、どこで降りたらよいかもわからなくなりますよ。また、空港から西安市内ゆきバスは、夜２３時頃まであります。空港ビル出口の車道にバスが止まっています。日本発の午後便で、現地到着が遅くなっても使えます。西安は中心部にある「鐘楼」が、最終地になります。また西安発については、「鐘楼」の西側の通りから約５０ｍ程の所にあるホテルの前が出発地になります。バスに直接乗り込んで、車内で料金を支払います。所要時間は約1時間です。