とろみさんのクチコミ全20件

那覇に泊まるときは、アクセスの良さや利便性から国際通りの駅直通のホテルに泊まりますが、今回は県庁前にあるこちらへ。痩せ型ではあれど熊のプー並みの運動神経のわたしはキャリーケースを転がしながら猛暑の中歩いていると若干脳内がディズ○ーランドのよになりました。
汗だくでホテルに入ると目の前にフロントがあります。右手には新聞やソファー。よく言えば華やかな恰好の外国人観光客の方たちが、これまたよく言えば堂々と占領していて一瞬あれここは大陸かなと思います。フロントの方々は挨拶も何もなくあれどうしましょうと思いながらとりあえずチェックインすると若い男性が対応してくれましたが笑顔なし。まあビジネスホテルだし、もしかしたらここは大陸かもしれないし、と思いながら蜂に刺された熊のプーのような顔で部屋に入ります。清潔。
その日は夜から台風が上陸するという予報が出ていまして、暗い気持ちで眠ります。夜中、外が何度も目覚めて「ああ暴風域…」と魘されながら浅い眠りの中で漂い朝を迎えます。
絶望的な気持ちでカーテンを開けると、特に荒れた形跡もなけば台風が暴れている感じもありません。どうやら外の車が走る音や少し強くなった風の音だったようです。あの立地なのに窓は薄いのかしら？と不思議に思いながら、プーもとい、わたしはホテルを後にしました。

ちなみにホテル前のコンビニのおじさん店員さんがとても接客上手な方で、そのことが一番印象的でした。

沖縄を訪れたら一度は行ってみたかったお店。
わたしは、ずっと前からうりずんさんに来たくて沖縄のガイド本でその写真を見るたびに
ここに行きたいのよ！と高速で指を差しまくって、突き指をするほどでした。
ということで、ひょこひょこと予約もなしに向かいましたが、
（お店の外観で入りにくそうだな、帰ろうかなと少し思いました）カウンター席に座ることができました。
目の前では女性が水を飲みながら汗をかいて料理やお酒の仕切りをしています。
か、かっこいい！とどきどきしながら見惚れていると、沖縄の伝統料理が載ったメニューがぽいと無表情で渡されます。
か、かっこいい…？
私の席の隣も後ろも常連さんらしく、特に隣の席の男女は「観光客が増えた」などという話をしだしました。
ネガティブとろみは、わ、わたしのこと…！？と思い詰めてしまいます。もはや自意識過剰かもしれませんが。
店内の独特な雰囲気とアルコールで揺らめく部屋全体の喧噪とあまりの密集キツキツ具合に若干帰ろうかなと少し思いました。
それなりに沖縄料理を食べまして、お酒もサーーーッと飲みまして、
そそくさと夜の栄町の散策に繰り出すことにしました。

お店を出た後、振り返ったお店のたたずまいを見ると、とても独特で美しくて神様宿る酔い処のようでした。
神隠しにあったような気がしたとりいぬは泡盛でシュワシュワバブルな重たい脳みそを持ち上げて、しかし体は秋風のように颯爽として去りました。

ふわっとやさしいかき氷という雰囲気でした。マンゴーと黒蜜を頼みました。濃厚なソースとわたあめのような氷が絶妙。平日だからか他にお客さんはいません。雨が降る外を渋い顔で見ていましたが、食べて少しほっとしました。

並ぶフルーツたちにどれにしようかなと迷うこと数分。南国マンゴーでしょう！そしてサンドイッチとペプシを。いそいそと持って帰り、さっそく食べるよトロピカルフルーツ！おいしい！おなかすいたよサンドイッチ……おいしい？
日本の某高級フルーツ屋さんのような繊細でぎっちりあまい、というより、ぎらぎら南国ジューシー！という感じでした。とか偉そうに言いながら翌朝もメロンやマンゴーを食べに行きました。すなおに、おいしいです。

毎度必ず食べますアイランドヴィンテージコーヒーのアサイボウル！ふたりでひとつをシェアするとちょうどいいです。スイート！ただ、朝の長蛇の列は、おっかないです。日本人のすごさを感じます。すごすごと退散してしまいます。いやしかしおいしさあっての大人気なのでしょう！いつか、わたしも朝早くワイキキビーチで風にふかれて食べたいものです。でもあの大行列は…いやしかし…（エンドレス）

中部国際空港は新しくて清潔で静か。人が少なくて快適。個人的に「風の湯」が好きです。夜遅い便に搭乗する前に、ゆったり体を温めて、お化粧を落として、飛行機で寝る準備パーフェクト！帰国後も穏やかに迎えてくれるセントレアに、ほっとします。あちらこちらにひそむフーに癒されます。隠れ○ッキーならぬ隠れフー！

力強い緑にさえずる野鳥たち。店内は広々としていて開放的で大きな窓がとても気持ちいい。ベランダではのびのびちいさな森林浴。お食事もとてもおいしいです。パクチーホリックのあたしは迷わずフォーにしました。更にジンジャエールマニアなので、（以下省略）空港ではタイ人にも間違われたことがあるのです。さ、さて、なみなみたっぷりのフォーは、旅行初日の早起きと苦手な飛行機で縮んだ胃をあたためてくれました。ダシがよくきいていて、パクチーもたっぷり。ジンジャエールも生姜がぴりっと辛くてとってもおいしかったです。

沖縄のカフェや雑貨屋さんにはとてもすてきな焼き物が飾られています。一度はそんな作家さん達が修行されていた故郷に訪れてみたいと思いました。が。シーズンオフだからかとにかく販売員さんや工房の作家さん自身が無愛想。どうせ買わないのでしょう、という態度でひしひしと帰りたくなりました。ひどかったのは、お店にひとりしかいない販売員がずうっと大きな声で携帯電話で喋っていて（内容が丸聞こえで、親しい方とお話しされているようでした）、挨拶しても、アピールしても、ひたすら無視。買う気持ちが失せてしまいました。とても残念です。雑貨屋さんやカフェでは、オーナーさんが大事にそして情熱的に作家さんの作品についてお話してくれます。そしてとても丁寧な対応をしてくれます。生み出した人が自分の作品に愛着が無いようなふるまいをして、売る人たちがそれを愛でて一生懸命売り出して。なんだかもやもやとしてしまいました。

なんだかすこしごみごみしてさびれた場所にたたずむカフーリゾート。しかしホテル内はリゾートです。ゴージャスすぎず、かといってさみしすぎず。ゴルフをされる老夫婦やお姉さま方がたくさんいらっしゃいました。早朝からゴルフのコースで爽やかにナイスショットする姿が素敵でした。ホテル内にはデリやバーもあって、とてもおとなで気楽な空間でした。きっとシーズン中だったらまた雰囲気が異なることでしょう。個人的なおすすめは、木曜日に売店の前で開かれる島ぞうりアート体験です。やさしいおじさんが魅力的でした。

古宇利島を昇って進む途中に小さなみずいろ看板。少しアドベンチャーな道をガタゴト走らせると白と水色の世界が待っています。緩やかな丘の先にはベンチがひとつ。そこに、ねこさんがちんまりと日向ぼっこ。広がって迫る大きな海と空の景色を眺めていました。なんだか絵本のような物語のような。そして総支配人さんと料理長さんいう名のご夫婦が丁寧で優しくて素敵な歓迎と対応をしてくれます。本当に素晴らしいおふたりで幸せな気分になります。お部屋も清潔でセンス抜群。のらねこがたまに部屋を覗きに来ます。（声をかけると、そそくさと逃げます）幸福とは、こういうことです。しあわせにそうっとひたりながらリネンに包まれてぐっすり安心して眠ることができました。また必ず滞在したいです。

寒い時期の沖縄は少し寂しくて、伊計島の海はとてもとても静か。夕方、お部屋から見る夕焼けが、ピンク黄色水色が混ざって最後に強いオレンジになって落ちていく、その景色にうっとりしました。ボリュームたっぷりおいしいディナーとお酒の後に入る熱くていい香りの露天風呂がとても気持ち良かったです。暗闇で波の音と椰子の木がそよそよと流れる音と星空に島唯一の売店のおばさんが教えてくれた「神の島」を感じました。少しだけ残念なのはスタッフさんがサバサバすぎて何だか雑な印象を感じてしまったことです。

暑い夏の日に神奈川に住んでいた叔母ととろみとその母は鎌倉を散策することになりました。ランチタイムになり、うろうろと彷徨った先でなんとなく入ったのは、こちらの鎌倉美学さんです。なんだか哲学クラブが会合してそうな独特な雰囲気がすっかり気に入りました。


それぞれワンプレートランチを頼みました。ビールとワインも。値段が結構お手頃だった印象があります。またプレートランチのメニューが豊富でした。２品選べます。
うろ覚えですが、あたしはソーセージと海老と野菜のお料理を頼みました。母はカレーとツナ系のものを頼んでいたと思います。叔母もカレーとハンバーグを注文。

味は、とてもシンプルでした。素朴でやさしい味です。濃い味が好きなとりいぬには、ソーセージとビールが一番おいしかったです。いわゆるおつまみメニューっぽくないものはほんのり薄味な印象がしました。


と、さらさらとランチを食べ、アルコールを注入したあたし達は、また暑さ地獄の中へ出陣していったのでした。

沖縄に行くのだから美味しい沖縄そばを食べなきゃあ、ということで意気揚々と、てだこさんに行きました。

期待を裏切らないおいしさ！
飛行機でお腹を冷やしてしまい軽く落ち込んでいたあたしのお腹をあたためてくれました。


家族連れや地元の方々で賑わう店内とおいしくてあたたかくて濃い味の沖縄そば。
外から入ってくる、おてんとうさまのひかり！
幸せとはこのことだなあ、とにやにやしてしまいました。

ついでにそのゆるみっぱなしの顔を隣のちびっこに凝視されました。ちなみにその子は母親と沖縄そばをシェアしていました。おいしいねえ、おいしいねえ、ねえ、と。

きっとたくさんのひとに愛されているお店なのでしょう。
今度沖縄に行く時も必ず寄りたいです。


お店を出た後も、スープをすすった口からしばらく味がしたので、しきりに舐めてしまったとかは内緒です。

残念ながら日航アリビラに宿泊した時は天気が曇りに雨でした…。
空もどんより。海もどんより。
旅行に天気は重要だとはこのことです。
全体的にどんよりした旅行になってしまいました。

11月の後半に行きました。
玄関はクリスマスツリーが飾られていました。
ホテル内の至る所でちょくちょくクリスマスの雰囲気を感じました。


夕食はホテル内のフランチ、ベルデマールさんで食べました。
コース料理を選んだのですが、お料理がたくさん出てきてお腹がはちきれそうでした！
スタッフの方々が丁寧に一品ずつ料理の説明をして下さったのですが最後の方になってくると、こちらも笑顔を保つので精一杯でした。
そのくらいお腹いっぱいになります。
腹ごなしにお土産屋さんを見て、満腹の幸せで部屋に帰ったあたしは早々と眠りにつきました。
ふいにお母さんが窓を開けた時に聴こえた波の音がとっても気持ち良かったのを覚えています。


そして帰る日にやっと晴れたのです！
部屋の窓から見渡す二ライビーチ。
普段は透明度が高くて有名らしいのですが、近くで見るとすこうし濁っていました。
でも遠くから眺める分には青くてきれいです！
朝食はフレンチトーストが有名とのことでコックさんに焼いてもらいました。
青い海を見て太陽を浴びながらおいしいフレンチトーストをほおばる幸せのおかげでなんとか最後は気持ちよく帰ることができた気がします。
ふわふわしていて、甘すぎず上品な味でした。
シナモンの香りでほっぺがよろこびました。

この味が今も忘れられません。

フレンチトーストなんてどれもいっしょだろうと思っているあなた！

ぜひ日航アリビラに泊まって朝食にフレンチトーストを食べてみてください！
快晴の日でありますよう！

沖縄に来るたびに気になっていたハンバーガーチェーン店Jefさんです。
A&Wには何度か行ったことがあるのですが、こちらではまだ食べたことがありませんでした。

ひょんなことからJefのゴーヤやスパムが入っているハンバーガーがおいしいと聞いたのです。

な　ん　で　す　と！

ゴーヤもスパムも大好物のとろみがそれを食べずして何を食べる！


と、いうことで、とろみはさっそく訪れてみました。
時間は平日の3時頃。店内はおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいました。

さてさて、注文するものは、もちろん「ぬーやるーバーガー」と「オレンジジュース」です！沖縄なまりのかわいいお姉さんがオーダーをとってくれました。お席に持って行きますので待ってて下さいね～とのことです。かわいい。

奥は広いスペースでタバコをすっているおじいちゃんもいらっしゃいました。トイレもあります。なんとなくその雰囲気にびびったとろみは、すごすごと入口近くの人がいない席に座りました。

待ってました、ハンバーガーとポテトとオレンジジュースがきました。
ハンバーガー、ほっかほかです！空けるとふわふわのバンズ。
オムレツの中にはこれでもか！というほどゴーヤが。
そしてその下にはあつあつのポーク。

す、すてき！

と叫びたい衝動に駆られます。なんせゴーヤとスパムは、ほぼ1年を通して常備をしているのです。

実際は、すてき！と心の中で感嘆しながらもくもくとほおばっていました。

さて、お味ですが、あたしはだいすきです。
本土にはない優しいハンバーガー！
できたてほかほかで、何処かのお母さんがちょちょいと作ってくれそうな家庭的な感じがお気に入りです。どれも個性的な、ゴーヤの苦味とたまごのほんのりしたあまさとポークのしょっぱさ、が上手くいっている気がします。ボリュームも満点。ポテトもできたてかりかりさくさくでおいしい。
そしてそしてオレンジジュース！これは本当においしいです。ふつうのオレンジジュースといったい何が違うんでしょう。
オレンジジュースはボトルでも売っていたので買って帰ろうと思いました（しかし、すんなりと買い忘れました）！
だいまんぞくです！

沖縄の学生は学校帰りにJefに寄るのでしょうか。うらやましいものです。
しかし本島にあったらあったで慣れてしまい飽きてしまうかもしれません。
沖縄にしかないからこそのおいしさもあるかもしれません。

早めに空港に着いたので沖縄でのしめを何にするか迷っているときに空港食堂のことを思いつきました。以前から沖縄に来るたびに行きたいと思っていたのですが場所がよくわからず、まあいいかと諦めていたのです。

今回こそは！と空港の１階に行きます。
辿り着いた今でこそはすぐ場所が分かるのですが始めは何処にあるんだかよくわからず少し探してしまいました。とても奥にひっそりとあります。

お店に入って食券を買います。散々迷ってソーキそばにしてみました。そしてお姉さんがそれを受け取ってくれます。
あとは席で待つのみ。

テレビではローカル番組が放送されていました。それを見る空港で働く方々やサラリーマン、ちらほらと観光客。旅行の疲れでぼうっとしていると、すぐに料理が運ばれてきます。
もりつけはとてもシンプル。そしてボリューム満点！夕ごはんには未だ早い時間帯だったので正直食べられるか心配でしたが、ぺろりとたいらげることができました。
お肉がジューシーです。とってもあたたまる。途中でこーれーぐーすを入れると味が辛くなってまたこれもおいしい。
隣のサラリーマンは「空港でこの値段ですよ！この味！」と上司だかお取引先の方だに熱弁していました。少しうるさいなあと思いましたが、確かにこの値段、このボリュームと味なら満足です。

ちゃんぷるも大好きだし他のそばも食べたい！
またきたいと思います！

日々の心や体の疲れが浄化された気がした。けもの道や潮の満ち引き、地元のサーファーたちや小さな狭いビーチ。海にひたった後、海洋塩水泉のお風呂で洗い流す至福。そしてなにより、おくさまの料理がとんでもなくおいしい！朝食のパンやジャム、サラダやおかずは、自然そのものをそのまま食べている気分。今、流行の「オーガニック」だとか「ロハス」なのだろうけれど、そんなものを飛び越えておおきなものを見たような滞在になった。あたしが疲れたときに思い浮かべる場所のひとつ。

ロケーションもお料理もスタッフさんも、すべてすてき！イケメンで気さくなお兄さん、美人でスタイル抜群のお姉さん、ファンキーでカッコいいお母さん、やさしくて透き通った心のお父さん、マッチョなアグレッシブ犬コニシキ、とてつもなく居心地がよかった。海で遊び、絶品夕飯を食べた夜、屋上に出ると宝石をばら撒いたような星空でした。死んだら星になる、というのも納得してしまう。そして朝起きると健康的でこれまた美味しい朝食。帰るときも総出で送り出してくれて、そのあたたかさにぐっときてしまった。

シーズンオフに一度泊まってからまた来たいと思って鼻息荒く二度目の滞在。しかし、夏休みの時に来てはいけないと思いました。お子様たちが走り回るその光景は正直優雅から程遠いです。また、ホテルスタッフの方々も忙しいのか少し雑な対応で残念でした。家族連れは夏休みに、カップルや夫婦は世間のお休みを避けてしっとり、というのが、よいのかもしれません。

母の誕生日にグルメな叔母がはづ木さんのお食事と温泉をプレゼント。そんな中、どさくさに紛れた胃弱女とろみは早速道中で車酔いをしました。そんなあたしの荒んだ心は、到着後、はづ木さんの背中を流れる川の如く、透明に澄み切った気がしました。
雄大で静かな山の木々、鳶の鳴き声、川のさらさらとする音、湿ってやさしい空気、そして厳かで上品にたたずむ、はづ木さん。玄関で風と踊る藍染の暖簾がとてもすてきでした。

メニューを見て、その量に驚いたけれど、ぺろりと平らげてしまいました。料理を運ぶお姉さんが、ひとつひとつ料理の紹介をしてくれます。「疲労回復」「お肌によい」「肩こりに効く」「胃痛改善」とにかく健康に良さそうな言葉のオンパレード。その度に母が「とろちゃんにぴったりじゃないの」と嬉しそうに言ってくるので特に本日の主役ではありませんでしたが、あたしは真っ黒に焼けこけた頬を上げ、にやにやと笑顔を振りまきました。

お風呂は小さな露天風呂。目の前に山と川。茶色いお湯で底が見えず派手に滑ってしまい雰囲気にそぐわないダイナミックなダイビングをしてしまいましたが、その後はしっとりと心も身体もあたたまりました。黒糖とはちみつがブレンドされたシャンプーとボディソープも素敵でした。
また、個人的にお風呂の入り口の水道場のタイルと窓ガラスが本当に好きでした。そこの隅にひっそりと置かれた籐編みポットから組んだ麦茶がおいしかったです。