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カザフスタンのアルマティと似て非なる、スリ窃盗被害にご注意 - ビシュケクのクチコミ

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almaさん
女性 / ビシュケクのクチコミ : 5件
旅行時期 : 2016/08(約8年前)

今回家族4人で観光旅行に行きました。日中それ程混んでいないバスに乗ったところ、既に乗っていた若者2,3名と私たちの後から入ってきた若者2人にやんわり挟まれるような状況になりました。後から入ってきた若者がドライバーと何か話をしているのも確認しました。そこで子供達の安全に気を取られるような状況の中、バスが急停止と急発進を繰り返した際に財布をズボンの前ポケットから抜き取られた様で、次のバス停でその若者5人が走って逃げていくのを目撃。おかしいと思って直ぐに調べたら財布をスられているのに気が付きました。
これまで既に何年もビシュケクに来たことがあり、バスなど公共交通機関に乗る際には十分に気を付けていて難なく過ごしてきました、またバスなら日中で周りにも人目があることもあり、流しのタクシーはかえって危険ということもあり、バスを利用しましたが今回初めてやられました。
子供に気を取られやすい家族連れを狙ったのかもしれません。

幸いパスポートは別の所にあり取られず、また現金も100ドル程度の損害で済みましたが、あまりの手際の良さに驚きました。

後に現地の友人等に聞いたところによると、近年のテロ事件頻発に伴い、スリ窃盗被害も増加している、背景には若者の高失業率があって、働いていない若者達がグループで組織的に職業スリをしているとか。市街地中心部で網を張って外人観光客が来るのを待っている、場合によってはホテルを出るところから追跡している、運転手もグルで乱暴な運転をしてスリを気付かせないようにしたり、「あいつらはスリだ!ドアを開けるな」と言ったとしても聞こえないふりをしてドアを開けてスリを逃がし、後でキックバックをもらうとか、チームワークでやっている、というのを聞きました。

アラトー広場でもバックをひったくられそうになりましたが、それは何とか防いでいたのですが。。

老人や女子供にはジェントルマンたるべし、という彼の地で、小さい子連れの家族を狙うなんて、なんて卑劣な連中だと思いますが、あちらから見たらいいカモがきた、というだけのこと。

カザフスタンでも公共交通内でスリ盗難はよくあることですが、バスや大通りにはほぼ全てビデオカメラが設置されていて、警察もクリーンになって治安維持に積極的、ビデオ映像で犯人特定逮捕が多いそうで最近は防犯意識がとても高いとか。
それに比べてビシュケクではこんなもの皆無です。

どうしても行かれる方は、中心街には十分に気を付けて身軽に行って下さい。

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