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ハーメルンの近郊10kmに『ほら吹き男爵の冒険』で有名なミュンヒハウゼン男爵家の居城がある。 - ハーメルンのクチコミ

jijidarumaさん 写真

jijidarumaさん
男性 / ハーメルンのクチコミ : 1件
旅行時期 : 2014/05(約11年前)

古城ホテル ミュンヒハウゼンの俯瞰

古城ホテル ミュンヒハウゼンの俯瞰

  • 古城ホテル ミュンヒハウゼンの俯瞰
  • ゴルフ場18ホールもある。
  • 三翼の古城ホテル
  • 2日目の夕食でアペリティーフを頂いた暖炉の間
  • 朝食の間
  • 201号室
  • シュロスケラーは郷土料理
  • ルネサンス・ロイメンはフランス料理。
  • 1日目のメイン:牛の頬肉、ジャガイモのピューレ添え、
  • 2日目のメイン?:世界で評価の高いシャラン産鴨、リソット

ドイツの春:北方二州・シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州&メクレンブルク・フォアポンメルン州を中心に巡る旅
期間:2014年05月09日~23日  15日間)

05月19日(月) 212km、朝方は曇り空、ヒルデスハイムからは晴れ、13.5?22℃

今日から2泊するAerzenアエルツェン ・Schlosshotel Muenchhausen古城ホテル ミュンヒハウゼンに向かいます。

05月19日(月)、05月20日(火)(2泊)
Schlosshotel Muenchhausen古城ホテル ミュンヒハウゼン
D-31855 Aerzen bei Hameln 、Schwoebber 9
Tel:+49(0)4351-6666?475 、Fax:‐470
http://www.schlosshotel-muenchhausen.com/

2004年にオープンした古城ホテルは5星・全68室。 Comfort DZ im Schloss :ゴルフ場・庭園側ビューの201号室(3階)。Euro198X2=396(55,999円)。
浴用ガウン・スリッパ有、広く、素晴らしい部屋に納得。
但し、チェックアウトの際にガレージ代2日分Euro20が請求されていたのには吃驚して訂正してもらった。請求書は5星でもしっかりチェックが必要だ。

<Schloss-Arrangement古城ホテル提供のアレンジメント>

2 Uebernachtungen in einem Schlosszimmer Comfort本城内のコンフォート部屋に2泊
2 x Gourmetfruehstueck 2回の朝食込み
3-Gang Menue im Schlosskellerrestaurant 、am ersten Abend
第一日の夕食はシュロスケラーにて3品料理
Aperitif und 5-Gang -Menue im Gourmetrestaurant 、am zweiten Abend
第二日の夕食はグルメ・レストランにてアペリティーフ付の5品料理
zum Preis von 351,00 Euro pro PersonX2=Euro702 総額Euro702

レストランRenaissance-Raeumenルネサンス・ロイメンはフランス料理を提供する(営業日は火~土)。また、ドイツ料理のSchlosskellerシュロスケラーもある。
ルネサンス・ロイメンはミシュラン1星、ゴー・ミョ17点、Schlemmer Atlas “Spoon“4本・17.5点、ドイツランク76位。ルネサンス・ロイメンは1576年の創業だが、ミシュランの星は2004年のグルメ・レストラン開設以来10年間、1星を維持している。
シュロスケラーはミシュランGM・12点、(ゴー・ミョの2014年は査定なし。かつては14点)、Schlemmer Atlas “Spoon“2本・13.5点、ドイツランク1453位。

元々、Schloss Schwoebber シュヴェプバー城と称しており、ヴェーザー・ルネサンス様式の建築で、三翼をもつ、水城である。
シュヴェプバー城はWeserberglandヴェーザーベルクラント(ヴェーザー山地自然公園)のアエルツェン村にある。
笛吹き男の話で有名なハーメルンの近郊10kmにあって、8haの起伏に富んで小川が流れる公園とバロック庭園を持った城は世に良く知られていた。
21世紀になり、16世紀の宮殿を改装し、シュヴェプバー城のかつての城主ミュンヒハウゼン男爵の名前を取って、今は古城ホテル ミュンヒハウゼンとなっている。

ところで、古城ホテル ミュンヒハウゼンの“ロゴマーク”はAnanasアナナス(=パイナップル)です。古城ホテルのレストランのメニュー、請求書などにパイナップルがデザインされていますが、こうした古城ホテルには大変珍しいもので、かつての城主であるミュンヒハウゼン男爵の紋章とはもちろん違っていました。不思議でしたので調べてみると、Ananas-Denkmalアナナス(=パイナップル)記念碑が庭園前に立つ写真を見つけました。
写真の碑文を読むと、“Zar Peter der Grosse von Russlandロシアのピョートル大帝Peter I(1672?1725年)が1716年の夏に Schloss Schwoebber シュヴェプバー城を訪問した。城内庭園でアナナス(=パイナップル)の栽培がおこなわれていた。”とありました。
この事を記念した碑から思うと、新しく出発を迎えた古城ホテル ミュンヒハウゼンが、“ロゴマーク”にアナナス(=パイナップル)を使用したのも分かる気がします。

アナナス(=パイナップル)は18世紀の初めにヨーロッパ中央部に伝わったというもので、ロシアのピョートル大帝が当時、ヨーロッパの大きな植物の蒐集者であったことは1715年の頃には世上良く知られていたから、ピョートル大帝がシュヴェプバー城の客になった際、シュヴェプバー城のOrangerieオランジェリー(温室植物園)で栽培されていたアナナス(=パイナップル)に興味を持ったのも当然でしょう。 
シュヴェプバー城の庭園は当時でも有名であったから、ピョートル大帝が訪れたのか、はたまたアナナス(=パイナップル)の栽培に興味があって来たのか?よく分かりません。
もう一つの可能性を付け加えると、『ほら吹き男爵の冒険』で有名な、18世紀のカール・フリードリヒ・ヒエロニュムス・ミュンヒハウゼン男爵はロシア軍騎兵少尉となり、およそ15年を過ごしたという経歴から、大帝のシュヴェプバー城訪問の背景にある。さて・・・。
XXX

利用目的:
観光
同行者:
カップル・夫婦(シニア)
1人1泊予算:
30,000円 未満
ロケーション
5.0
コストパフォーマンス
4.0
サービス
4.5
客室
5.0
バスルーム
5.0
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≪『ほら吹き男爵の冒険』とミュンヒハウゼン男爵の古城≫

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