旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

パリはスリが多過ぎます - フランスのクチコミ

としちゃんさん 写真

としちゃんさん
男性 / フランスのクチコミ : 1件
旅行時期 : 2013/08(約11年前)

   パリはスリが多過ぎます。
 フランス旅行5日目最終日、地下鉄5回の乗り降りで2回スリに遭遇しました。4日目まではパリ市内は現地ツアーなどを利用したのでスリに運良く遭遇しませんでした。5日目は地下鉄を自由に乗り降りし、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔を3時間で回る予定でした。地下鉄8号線opera駅を出発し、コンコルド広場を観光。地下鉄1号線concorde駅から2つ目のFranklin D Roosevelt駅 へ向かおうとしたところ、ホームに入ってきた地下鉄の車両のドアが開いて乗り込もうとしたそのとき10才前後と思われる少女が4人で一緒に乗り込んできました。そして、そのうちの一人の少女が話しかけてきました。口コミにあった手口と同じであると直感し、急いでドア付近から座席の方へ逃げました。かなり周りから押されて抵抗がありましたが、力ずくで一気に移動しました。少女の集団から逃れて一息したところ ドア付近の人々から大丈夫ですか、と話しかけられ ズボンの尻のポケットに手を入れてみたところ財布が消えていました。実は、ズボンの尻のポケットに入れてあった財布はおとりの財布で95€入れておりました。ただ取られるのは悔しいので財布に金属のチェーンを付けてズボンのベルトを通す紐にフックで引っかけていました。フックは小さいのでこれを一瞬で外すには困難でした。しかし、わずか数秒の出来事でしたが 子供たちに囲まれそこから逃れる数秒の間にフックは外され全く気がつかないまま取られてしまいました。これはまさに熟練したワザと言えます。わずか10歳前後の少女がすでに熟練したスリとなっているのです。しかも、警察はスリの取り締まりをほとんど行っていないとのことです。これでは、どんどんスリは増殖し熟練していくのです。
 動揺しながらもFranklin D Roosevelt駅へ到着しまた。ここの駅では日本語で スリに注意してください、との放送を流しておりました。しかし、ここまで熟練したスリでは いくら気をつけても しかも目の前にスリがいるとわかっていても取られる可能性はきわめて高い、と思われます。
 ここからシャンゼリゼ通りを凱旋門まで歩き、凱旋門から地下鉄でTrocadero駅まで行き、シャイヨ宮よりエッフェル塔をバックに記念撮影し、ホテルへ戻るところ2回目のスリに遭遇しました。Trocadero駅より地下鉄8号線Madeleine駅へ戻るには乗り換えが必要で地下鉄6号線La Motte Picquest駅で乗り換えます。ここの駅のホームへ降りる階段で4人の子供と母親が私の後ろを歩いていました。妻がスリかもしれないと警戒しましたが 子供たちは身なりもよくデジカメを肩に下げていたので このときはスリとは思いませんでした。しかし地下鉄の車両の扉が開いたそのとき、近くにいなかったこの親子たちがなんと自分たちの隣に現れていて、このとき私はスリであることに気がつきました。妻が乗ってしまったので私も急いで乗り込み、子供たちに囲まれ抵抗がありましたがドア付近から座席の方へ一気に移動しました。このときはドア付近に座っていた黒人の夫人が大声で追っ払ってくれました。そして、大丈夫ですか、と声をかけてくれました。すでにおとりの財布は取られてないので カバンを必死に抱いて守りましたので、カバンの中の財布は大丈夫でした。
 スリにあうと周囲の人たちもグルではないかと疑ってしまいますが、2回とも周囲の人たちは心配してくれまして パリの人たちはみないい人であることがわかりました。しかし、立て続けにスリにあうと パリの街を歩いていても周囲の人たちを疑いながら観光するようになってしまい、これでは楽しい観光とは言えなくなってしまいます。パリではスリは野放し状態のため パリに10年後に行ったとしたら 子供のスリは大人になりもっとすごいことになっている、と思われます。
 パリ警察に要望いたします。どうか、スリを取り締まってください。

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP