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アンナプルナ内院トレッキング(シワイから歩けば、最短;ポカラ発着4泊5日も可能)情報 - ヒマラヤのクチコミ

ウェンディさん 写真

ウェンディさん
女性 / ヒマラヤのクチコミ : 10件
旅行時期 : 2018/01(約8年前)

ABC(アンナプルナベースキャンプ)にて

ABC(アンナプルナベースキャンプ)にて

  • ABC(アンナプルナベースキャンプ)にて
  • ポカラのホテルから見たマチャプチャレ
  • 寝袋は真冬用の#1
  • トレッキング道の途中にある村の中には水牛の姿があちこちに
  • ポーターさんは二人分の荷物を一気に運ぶ
  • 山小屋の食事では、ピザがお勧め
  • アンナプルナサウス/ABC
  • 夕焼けに燃えるマチャプチャレ
  • 朝焼けのアンナプルナ1st/ABC
  • ジヌー温泉

2017年の年末から2018年の年始にかけてネパールのアンナプルナ内院トレッキングへと出かけてきました。
ガイドブックの情報は若干古く、トレッキングヘッドも変わってきているので、2018年1月情報として残しておきます。

【必要日数】
歩き方等のガイドブックでは、ダンプスをトレイルヘッドとして8日間〜9日間のコースが紹介されていますが、現在はシワイ村までタクシーが入っていけるので、最低日数としてはポカラ発4泊5日でアンナプルナ・ベースキャンプ(ABC)への往復が可能です。
しかし、4泊5日の日程は、天候等が悪くはなく且つ体力的に問題ない場合のみのかなりタイトな日程ですので、通常のツアーは5泊6日で組まれることが多いです。
(私たちは、真冬だったので雪による天候悪化も懸念して6泊7日の日程で臨みました)

【スケジュール】
一般的な5泊6日の場合
1日目 ポカラ→シワイ(タクシーで40米ドル程度)、シワイ→チョムロン 
    歩行時間6時間弱 チョムロン宿泊
2日目 チョムロン→ヒマラヤホテル
    歩行時間 7時間弱 ヒマラヤホテル宿泊
3日目 ヒマラヤホテル→アンナプルナ・ベースキャンプ(ABC)
    歩行時間 5時間 ABC宿泊
4日目 ABC→シヌワ
    歩行時間 6時間弱 シヌワ宿泊
5日目 シヌワ→ジヌー温泉 ジヌー温泉でリラックス
    歩行時間 3時間弱 ジヌダンダ宿泊
6日目 ジヌダンダ→シワイ→タクシーでポカラへ戻る
    歩行時間 2時間半

4泊5日の強行軍行程の場合は、上記5日目と6日目の日程を1日で歩きます。その場合はジヌー温泉に立ち寄る時間はとれません。
私たちは6泊7日と余裕のある日程をとっていたので3日目の行程を2日に分割し、ヒマラヤホテル→マチャプチャレ・ベースキャンプ(1泊)、マチャプチャレ・ベースキャンプ→ABC(1泊)で歩きました。
1日で歩ける行程を2日に分けた理由は、同行者が軽度の高山病の症状を示していたため無理せずに高度を上げたかったのも有りますが、マチャプチャレ・ベースキャンプから見える景色がとっても素晴らしかったことも有ります。

ジヌー温泉に下山時に立ち寄る場合は、水着着用が条件なのでトレッキングの荷物に水着を忘れないようにしてください。(1回分のシャンプー・リンスもあると良いですよ)

【装備】
真冬のトレッキングの場合は、日本の秋から真冬の山を想定した装備が必要です。
ヒマラヤホテルまでが秋装備、ヒマラヤホテル以上の標高では真冬装備で、山仕様のダウンジャケット、手袋、帽子、ダウンの寝袋(冬山用)、冬山対応の登山靴は必須です。

外気温はABCではマイナス20℃程度まで下がり、かなり冷え込みます。
私たちの滞在中には雪も積もりました。
現地のポーターさんなどは軽装で歩いていますが、それは彼らが寒さに強い上、気候に慣れているから。
無事に日本に帰るためにも、決してジーンズなどの普段着でトレッキングにチャレンジしないでください。

【充電】
トレッキングにはスマホやデジカメなどの電子機器を持っていくと思いますが、その充電は各山小屋で有料で可能です。
充電料金は標高が上がる程高くなり、1コンセントあたり100Rp〜300Rpでした。
ABCにも有料充電エリアがありましたが、私たちが宿泊した日は使用不可でした。
まや、ヒマラヤホテルでは1か所の充電設備に100名以上が群がるので、コンセントが争奪戦状態。
充電は切れてからではなく、出来る場所でしておくのがお勧めです。
(100Rp=110円〜120円)

【トイレ】
トレッキング道にはトイレはありません。
トイレがあるのは4時間置きに現れる小さな村のロッジ。
宿泊する場合や、昼食休憩の場合は無料で使わせてもらえますが、それ以外は100Rp程度の小銭が必要となります。
トイレは基本水洗式ですが、手動水洗でバケツに入った水を自分で流します。
備え付けのトイレットペーパーはないので、持参しましょう。
ベビー用お尻拭きがあると何かと便利です。

【山小屋での食事】
ご飯系、ヌードル系、ピザ系、パン系、ネパール食系…と様々な食事をとることができます。
食事の値段は標高が上がる程高くなり、ABCではスープとメインを頼んで600〜1000Rpでした。
また、シヌワ村より高い標高地域は神のエリアとされていて、肉食が推奨されない地域(卵はOK)となります。
肉食も頼めば準備をしてくれますが現地の習慣に反することですので、どうしてもの時以外は肉食は慎む方が良いと思われます。

【N-cellの電波はどこまで通じるか】
ネパールの携帯電話会社N-cellですが、アンナプルナ内院トレッキングルートの途中までは通じます。
公式情報では電波があるのはチョムロン迄となっていますが、実際はシヌワ村を過ぎた峠まで電波が通じました。
其れより上の標高では、電波は一切入りませんでした。

【日本からトレッキングの手配をかける方がよいか?】
費用的な問題も有りますが、個人的には信頼できる現地代理店にポカラ発着でアンナプルナ内院トレッキングの手配を依頼する方が、安心してトレッキングに挑めると思います。
ポカラのホテルでトレッキングガイドとポーターの仲介をしているところも有り、そのような処を利用するのも一つの手ですが、現地でちょっとしたトラブルの話も聞きました。
費用的には、現地のホテルで手配してもらう方が圧倒的に安いと思います。

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