バングラデシュの川をゆく年代物の外輪船、ロケット・スティーマー - ダッカのクチコミ
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- 旅行時期 : 2003/08(約23年前)
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1935年に建造されたこの船は通称「ロケット・スティーマー」と呼ばれています。
鉄板を幾枚も継ぎ合わせただけのその外観はまるでバラックのあばら家。
両脇にはゆっくりと回転する巨大なパドルがあります。それで水を掻き回しながら進むのです。
船は十数年前まで、その通称どおり蒸気機関で動いていたそうです。現在ではディーゼル機関に改良されてはいますが、その茶色くくすんたボロボロの船体は年代物のワインのように味がありました。
のろのろと走る「ロケット」。ダッカから南西部の町、クルナまでは約26時間の行程です。同じ行程をバスで行くとたったの8時間。
にもかかわらず、あえてこの「ロケット」に乗ることにしたのは、川の国であるバングラデシュを移動する手段としては、やはり船がふさわしいと思ったからです。
船でゆったりと進んでいけば、バングラデシュらしい風景を見ることができるだろうと考えたのです。
ちなみにロケットの船室は3つの等級に分かれています。
一等、二等、そして、三等です。
三等は雑魚寝の大部屋、一等、二等は2ベッドの個室です。
ひとり旅だと誰かと相部屋になります。
一等は他の等級とは区切られたスペースになっており、先頭のデッキからパノラマを眺めることが出来ます。
また、一等だと船内で食事をとることも可能(他の部屋だと売店で食事を買います)
チケットはモティジール地区のBIWTCで前日までに購入する必要あり。
乗り場はショドルガットです。
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- コストパフォーマンス
- 4.0
- 利便性
- 3.0
- オンボロ度
- 5.0
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