次回は天気がいい日に再訪して、城壁一周7.7kmのコースを歩いてみたい
- 4.5
- 旅行時期:2025/10(約2ヶ月前)
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by まめ夫婦さん(男性)
ソウル クチコミ:105件
天気が回復してきたので、地下鉄の8号線で「Sanseong山城」駅まで行って、9番バスで南漢山城に行きました。南漢山城は、朝鮮王朝が緊急時に避難し政務を執る「行宮(臨時首都)」が置かれて機能した要塞都市だということでした。バスを降りるとチケット売り場があったので、2000ウォン払い、チケットと地図を貰いました。チケットを買ってわかったのですが、チケットが必要なのは「行宮」のみで、それ以外は無料で見られるようでした。正門にあたる「漢南楼」から「行宮」に入りました。「外行殿」は国王が政務を執る政殿で、右に文官、左に武官の執務室もありました。「坐勝堂」は「座ったままでも勝つ」と必ず勝つ策を立てて敵を倒す意思を込めた執務室で、「内行殿」は王の神殿だということでした。「日長閣」は19世紀の学者の部屋を再現していて、碁盤が置かれたりしていて面白かったです。そして貰った地図で散策を開始しました。まずは3キロ1時間の2コースから「西門」を目指しましたが、途中の道、わかりにくかったり、車道を歩いたりしてあまり面白い道ではなかったです。途中で、南漢山城の築城とともに設けられた国家守護の寺院「国清寺」に到着しました。国家防衛と祈祷のための寺院で、戦乱期には国清寺の僧侶たちが城の防衛に加わり、祈祷をしたり、僧兵としても活動していたそうです。境内の「三聖閣」には山神(山の守護神)、七星(北斗七星の神格化)、独聖(修行を極めた聖者)が祀られていました。「大雄殿」は中心本堂で、偉大なる英雄「釈迦牟尼仏」が祀られていました。「千仏殿」は内部の壁一面にびっしりと小仏像が並ぶ荘厳な空間で、千仏は「無数の衆生を救う仏の化身」を意味しているのだそうです。「国清寺」のちょっと先に「西門」がありました。西門はソウル方面に開く門で、ソウル盆地を一望できて綺麗でした。ここから南門方面へ石垣沿いに下っていくと、南漢山城の防衛を総指揮した将官の指令台「守御将台」につきました。そしてさらに下っていくと南門に到着しました。やはり南漢山城は城壁と門を巡った方が見ごたえがあるので、次回は天気がいい日に再訪して、城壁一周7.7kmのコースを歩いてみたいと思いました。帰りはちょっと歩いて始発の駐車場からバスに乗ったので、座って帰ることができました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2025/10/24
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