1. ホーム
  2. 海外旅行
  3. ヨーロッパ
  4. ポルトガル
  5. 中部・ベイラス地方
  6. トマール
  7. トマール 観光
  8. トマールのキリスト教修道院
  9. クチコミ詳細
トマール×
旅行ガイド
観光
グルメ
ホテル
ツアー
旅行記
Q&A
トマールのキリスト教修道院 施設情報・クチコミに戻る

「マヌエル様式」の最高傑作

  • 4.5
  • 旅行時期:2025/03(約9ヶ月前)
まめ夫婦さん

by まめ夫婦さん(男性)

トマール クチコミ:2件

トマール駅から歩いて20分ほどで「トマールのキリスト教修道院」に到着しました。リスボアカードで入ることができました。チケット売り場に荷物を置かせてもらって見学を開始しました。修道士たちの墓地が置かれていたとされ、繊細なリブ・ヴォールト天井、細身の柱、アーチなどが見どころの「墓地回廊(Claustro do Cemitério)」、石壁の表面をピラミッド型(または錐体型)に規則的に凹凸をつけたダイヤモンドチップパターンの壁パネルとアズレージョタイルが特徴的な「アントニオ・ポルトカレイロ礼拝堂(Capela de António Portocarreiro)」、重厚な石造りで、美しい樽型の石造天井をもつ「サクリスティア・ノヴァ(新聖具室)」、修道士たちの洗濯や清掃など日常生活の場「Claustro da Lavagem(洗浄の回廊)」と見た後、トマールのキリスト教修道院の心臓部とも言える「Charola(円形教会堂)」に入りました。「Charola(円形教会堂)」は12世紀のテンプル騎士団の聖堂として建てられ、騎士たちは馬に乗ったままこの中でミサに参加していたとされています。中央に八角形の主祭壇部分(ロトンダ)があり、それを囲む円形の通路(アンビュラトリウム)がありました。金箔に彩られた主祭壇は16世紀に施されたマヌエル様式のきらびやかな装飾で、イエス・キリストや聖母、聖人の彫像やレリーフがびっしりと並び、圧倒される華やかさでした。天井部には星型の装飾や金色のリブが放射状に広がり、宇宙的な神秘性を演出していて、天体との結びつきも意識された構造とされており、神の秩序と騎士の使命の象徴なのだそうです。16世紀のポルトガル宗教美術の傑作とも言える絵画装飾も多数飾られていました。「Charola(円形教会堂)」を出て、螺旋階段を上り、修道士たちが共同生活を送っていた居住空間の中心的エリアである「メイン・ドミトリー(修道士の大寝室)」を見た後、「Claustro dos Corvos(カラスの回廊)」、「キッチン」、「オリーブオイル倉庫」、そして、トマールのキリスト教修道院の中で最も壮大で荘厳な回廊であり、ルネサンス建築の傑作の一つ「ジョアン3世の回廊(Claustro de D. João III)」)を見た後、ポルトガルの大航海時代(15~16世紀)の繁栄と精神を反映した「マヌエル様式」の最高傑作の「章会室の窓(Janela do Capítulo)」へ行きました。窓にはロープ、珊瑚、鎖、貝、昆布、十字架、植物、王家の紋章などが絡み合うように立体的に彫られていました。最後にギフトショップでテンプル騎士団の小さな置物を買って見学を終えました。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
4.5
コストパフォーマンス:
4.5
人混みの少なさ:
4.5
展示内容:
4.5

クチコミ投稿日:2025/06/29

いいね!:0

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

このユーザーが利用した周辺のスポット

ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

海外Wi-Fiレンタル

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安 488円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

PAGE TOP