故郷青梅市の姉妹都市ボッパルト・青梅公園を訪ね、ラインの大蛇行の展望台から見事な景観を楽しんだ。
- 5.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ライン川流域周辺 クチコミ:7件
<故郷青梅市の姉妹都市ボッパルト訪問・ラインの大蛇行>
第5日:2016年10月18日(火) 149km、午前中は曇り、午後晴、11.5~15℃*
古城ホテル アウフ・シェーンブルグ =>L?・ B9 30km Boppardボッパルトの展望台=>(Koblenzコブレンツ)B49 53km (Alken アルケン) =>B49・53 66km Zell / Mosel・ Hotel Schloss Zell古城ホテル ツェル城
生まれ故郷の東京都青梅市の姉妹都市であるボッパルト訪問が第一の目的なのだ。
以前にも訪れた町だが、青梅の第三代市長の記念碑のある新青梅公園やラインの大蛇行は初めてのことなのだ。
ボッパルトの町はB9の国道とライン川に挟まれ、川沿いに長細い町を形成している。右折して旧市街傍のパークハウス(~12:45までEuro1.2、到着時は走行距離623kmの表示になっていた)に駐車し、Oberstrasse上の道をマルクト広場に向かう。
洪水に備えた作りと想像したが、市庁舎の2階にインフォーメーションがあり、市内の地図と青梅公園の場所、ライン川の蛇行を見る展望台に上る道の状況を聞く。
<Boppardボッパルト(ラインラント・プファルツ州)>
http://www.boppard.de/index.
10:45~11:20
ボッパルト市はドイツ連邦共和国西部のラインラント・プファルツ州に属し、有名なローレライの近くの町である。ライン川は全長1320kmだが、かつての西ドイツの首都ボンの位置は半分の655km、ラインの源泉からボッパルトは570kmの距離になる。
ボッパルトは紀元前50年頃にはローマ軍が進出し、約1600年前のローマ時代には軍団の治める城塞都市としての形が出来たという歴史の古い優雅な町で、石造りの美しい家並みとライン川の大蛇行の地に位置し、チェアリフトで上る山頂から見た風景を「ラインの真珠」と呼んでいる。人口は約1万7000人を数える。
今回はいまだ見ていない友好都市青梅の第三代市長の記念碑のあるライン川畔の青梅公園を見たい。そして「ボッパルトのライン川大蛇行」も見たい。
「青梅公園」には我が家の分家である青梅市第三代市長の顕彰碑があるからなのだが、私が学生の頃、1965年(昭和40年)9月にボッパルトと青梅は友好都市(青梅にとっては唯一の友好都市)になったのです。その友好都市締結をした市長でした。
今はもう付き合いのない親族です。
青梅市のHPによると、【青梅市では「青年に夢を持たせるために」と、日本と国民性の似ているドイツの都市との姉妹都市提携を望んでいました。青梅市に在住していた蛇の目ミシン社長、島田氏を介して、当時の西ドイツ、ボンに在住していた同社の顧問弁護士、遠藤氏に青梅市と状況の似た都市の選定をお願いしたそうです。遠藤氏は、観光や保養地、ワインの産地として有名なボッパルト市を候補として紹介してくれました】とある。
【青梅公園】
ライン川にそったプロムナードを歩く。Obertor上の門を過ぎ、洒落た家を見ながら、観光船が停泊している所に着いた。遠くに大蛇行を見る展望台の山が見え、チェアリフトのようなものも目に入った。気分は良いが青梅公園まで、結構歩いた。
駐車場から車を出して走らせ、チェアリフトの駅の駐車場に車を置いた方が良かったと思いつつ、どうやら行き着いた。
青梅公園と日本語で刻んだ大きな石と、石灯籠が左右に立ち、ここからが青梅公園だ。
これらは青梅市の寄贈によるものだろう。プロムナードは更に続いているようだったし、市長の顕彰碑が見当たらないので、地元の人に聞いたが分からず、駐車場に引き返した。
多分、顕彰碑は友好都市関係を纏めて展示している別館があると、インフォーメーションで言っていたから、そちらに置かれたのだろう。
石灯籠の所からプロムナードの先に、旧市街の聖セヴェルス教会の尖塔が見えた。おやおや、いやに遠くまで来てしまった。
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【ラインの大蛇行】
ライン川大蛇行が見える展望台とゼッセルバーン(チェアリフト)乗り場が青梅公園傍にある。このSesselbahnゼッセルバーン(チェアリフトの長さ915m・片道20分)は下の駅でも見上げながら、怖く感じた。それで裏道を車で登って、展望台に着いた。
ボッパルトは何度か訪れましたが、大蛇行を上から見るのは初めてでしたから、この日は晴天に恵まれて、その見事な蛇行の景観にとても感激した。この山頂から見た風景を「ラインの真珠」と呼んでいるというが、尤もなことだ。
日当たりの良いこともあって、街中では13.5℃だったが、ここの気温は18℃となっている。
ボッパルトから続く下流左岸の傾斜面は、一面の葡萄畑になっており、Bopparder Hammボッパーダー・ハムの名で知られるワインの名産地として知られている。
この展望台から見る対岸にも葡萄畑が広がり、半円形にライン川に囲まれたFilsenフィルゼン一帯の景観が実に美しい。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2025/04/23
いいね!:7票
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