中世以来の歴史あるフリッツラーはカッセルから25km南、木組み建築の家並みが美しい町である。
- 5.0
- 旅行時期:2013/10(約12年前)
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by jijidarumaさん(男性)
カッセル クチコミ:7件
【中世以来の歴史あるFritzlarフリッツラーはカッセルから25km南、木組み建築の家並みが美しい町である。】
2013年10月15日(火);218km 、曇り時々シャワー、10~12.5℃と寒い。
フリッツラーは中世の神聖ローマ帝国(919年の帝国会議でハインリヒ1世がドイツ王に選出された)の起点となった聖堂と皇帝の町(人口14千人)である。
元々は「平和の町」を意味する Friedeslarフリーデスラー に由来すると云う。
旧市街は全長 2.5 km、高さ 7.5 m から 10 m、厚さ平均 3 m の市壁で囲まれていて、各所に塔が立っている。その中心にマルクト広場があり、中世の街作りの形が今でも良く分かるのだ。
唯、18世紀以降その 2/3 が取り壊された。現存するのはフラウエン塔、グラウアー塔、グレーベン塔、ローゼン塔、ヨルダン塔、レーギル塔、アム・バート塔、ブライヒェン塔、カンツェル塔、ヴィンター塔の10塔である。
ローランドの泉とマルクト広場:
マルクト広場は特に木組みの家並みが美しい。中でも中央にこの町一番と云われる木組み建築の家、切妻塔付きの“Alte Kaufhausアルテ・カウフハウス”が見事である。1480年に建てられたMichelミヒャエル兄弟会のギルドハウスである。
大聖堂に向かう道にHochzeitshaus結婚式の家(郷土博物館)、1415年建築の町最古の家で傾いた“Spitzenhaeuschenとがった家”(観光局)などが見られる。
また、聖ボニファティウスはドイツでのキリスト教の伝道にあたり、723年、Donareicheドナーアイヒェ(ゲルマン族の神木である樫の木)を切り倒し、キリスト教の神の優越性を示したと云う。
最初の礼拝堂に始まり、現在のSt. Peter Dom聖ペーター教会(1085年頃から1118年)、ロマネスク・ゴシック様式の教区教会である大聖堂建設はこの町の歴史に極めて重要な役割を演じた。聖堂広場に彼の樫の木を切り倒す像が象徴的に立っている。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/02/13
いいね!:6票
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