グラーツ:ハウプト広場にある貴賤結婚したヨハン大公の像、近くの楽しいカラクリ時計は見ものだ。
- 5.0
- 旅行時期:2004/04(約21年前)
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by jijidarumaさん(男性)
グラーツ クチコミ:5件
≪南ドイツとオーストリア周遊≫
*ドイツ・バイエルン国王 ルードヴィヒ2世 と
オーストリア皇后 エリザベート・・・・愛称 “シシィ”を 巡る旅*
( 2004年4月21日-5月4日)
<2004年4月24日(土)朝は小雨、曇り後晴、時々シャワー、246km>
Graz 13:30、グラーツ午後市内観光:エレベーターで城山へ。時計塔、
昼食“Aiola”14:40-15:40、武器博物館、州庁舎、市庁舎、ハウプト広場、
ヨハン大公像、劇場、王宮、Cafe17:20-17:50、グロッケンシュピール
(仕掛け時計)18:00。
*旧市街にある武器博物館、州庁舎を見て、ハウプト広場にあるヨハン大公像や
すこし離れたグロッケンシュピール広場の仕掛け時計を見る。
<シュタイアーマルクのプリンス、Erzherzog Johannヨハン大公の像>
ヨハン大公の像は旧市街の中心Hauptplatzハウプト広場の真ん中に立っている。
銅像の南側には市庁舎があり、文字通りの中心地である。
ヨハン大公が1859年に亡くなった後、1878年に銅像と噴水が一体となった形で造られた。ヨハン大公像が四人の女性を配した大きな噴水の中央にたてられている。
Erzherzog Johann Baptist von Österreichヨハン・バプティスト・フォン・エスターライヒ大公(1782~1859年)は、ハプスブルク家出身のオーストリア帝国の軍人、皇族であり、1848年革命期のReichsverweserドイツ帝国摂政であった。
ヨハン大公として知られ、山登り好きで、スイスの山岳を愛したことから「アルプス王」と称され、グラーツの様々な改革をしたことで慕われ、民衆からも親しみをもって「Steiermarkシュタイアーマルクのプリンス」とも呼ばれた。
驚くことに、平民の娘Anna Maria アンナ・プロッフル(1804~1885年:後に「ブラントホーフ男爵夫人」及び「メラン伯爵夫人」の称号を得る)と1829年2月、皇帝からの正式な許可が下り、社会的な身分差と22歳の年齢差を越えて「貴賤結婚」をした。
尚、有名な「ヨハン大公のヨーデル」に歌われている。
ヨハン大公のヨーデル(オーストリア民謡) Angela Wiedl - Erzherzog Johann Jodler
https://youtu.be/YvGATm_CbMU
<Glockenspielカラクリ時計とGlockenspielplatzグロッケンシュピール広場 >
Glockenspielhaus: Abraham-a-Santa Clara-Gasse 4
カラクリ時計を見るのは好きで、この町でもぜひ見たいとやって来た。
からくり時計はグラーツの旧市街、大聖堂と市庁舎の中間くらいにある。
このカラクリ時計は、1903年から1905年にかけて、メーカーのGottfried Simon Maurerゴットフリート・サイモン・マウラーから市への贈り物として作られた。すぐに町の人達の人気のアトラクションになり、1908年以来、その場所はグロッケンシュピール広場と呼ばれている。
からくり時計が動くのは1日3回、午前11時、15時、18時ですが、私共は最後の機会である18時に仕掛け時計を見に来ました。
定刻に時計のチャイムが鳴り、ドアが開き、民族衣装をつけた男女が24個の鐘の音に合わせて、踊りだす。くるくると回る単純な仕掛けですが、思っていた以上に長い15分間の踊りでした。曲目はシーズンによって変わるそうだが。
ミュンヘン市庁舎ほどの大きな仕掛けではないものの、100年も前からきちんと動いているから、ビックリです。
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(オーストリア観光局、およびWiki参考)
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/09/03
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