かまどの女神を祀る神殿
- 4.0
- 旅行時期:2024/03(約2年前)
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by ニコニコさん(女性)
ローマ クチコミ:37件
かまどの女神ヴェスタを祀る神殿で
古代ローマのフォロ・ロマーノの建造物の1つです
神殿の役目は女神ヴェスタの神聖な火を保つことで
建物には円錐形の屋根があり、煙が出るように上部が開いていました
神聖な火を保つという家の安全と国家の安泰という役目もあったため
永遠の火が消えてしまうという事は大きな災難をも意味していたのです
炎を保つ儀式は、6歳から10歳の選ばれた6人の巫女達の仕事で
神殿に入ることが出来たのはその巫女達と最高神祇官のみでした
神殿は幾度かの火災に見舞われます
紀元64年の皇帝ネロによる大火災後には、完全に再建されました
神殿は392年ローマ帝国末期の皇帝テオドシウスの
三位一体説のキリスト教信仰が国家宗教とされることとなり
全ての異教徒禁止令を出し神殿の火は消されました
1800年代の発掘によって現在の姿を見ることが出来ています
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/08/22
いいね!:7票
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