マカオ半島内の延伸に期待
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- 旅行時期:2024/07(約1年前)
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by おけいはんさん(男性)
マカオ クチコミ:48件
マカオ半島の媽閣駅から氹仔碼頭駅に至る12駅、12.5kmを結ぶマカオ唯一の鉄道で新交通システム。日本の三菱重工が建設したもので、ゴムタイヤ式の車両は同社が納入したゆりかもめの車両よりも大きいもの。2両編成だが、車両の移動はできず、無人運転だが、係員が1名乗車しており、案内や車掌的な業務を行う。運転席のない(隠れている)正面は窓が大きく、遮るものがないので、展望が良く、海やコタイ島のカジノリゾートの建物など、澳門独特の車窓が楽しめる。車内の表示は、中国語(繁体字)、ポルトガル語、英語の3言語か用いられており、観光客にも対応。一方で、マカオパスには対応しているが、チケットの販売機はパタカしか対応しておらず、香港ドルやクレジットカード利用の場合は、窓口でチケット(トークン)を購入しなければならないなど不便なところもある。
2019年12月の開通時は、コタイ島のみの路線で、タイパフェリーターミナル、マカオ国際空港とタイパ島の住宅密集エリア、統合型リゾートを結ぶ路線という印象が強かった。2023年12月に西湾大橋を渡りマカオ半島の媽閣までが延伸され、マカオ半島にも乗り入れることができ、マカオ半島からコタイ島へのアクセスと言う性格も加わった。しかし、媽閣と外港碼頭、関閘(ボーダーゲート)を結ぶマカオ半島線、媽閣と青洲、関閘を結ぶマカオ半島西線が開業すると旧市街地を通ることになり、マカオ半島とコタイ島とのアクセスが格段に向上するでしょう。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 利便性:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/08/02
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