宝剣を運んだ大亀伝説があるハノイのパワースポット
- 4.0
- 旅行時期:2024/05(約2年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ハノイ クチコミ:16件
玉山祠は、ホアンキエム湖北端の岸とは真っ赤な楼旭橋(テーフック橋)で結ばれた小さなゴックソン島にあります。
ゴックソン島の正殿の規模自体はこぢんまりとしていますが、元の侵攻を防いだチャン・フン・ダオや三国志の関羽、学問の神≪文昌帝君≫など、多数の神々が祀られていて見応えあり。
この正殿の創建は13世紀で、今見る姿は1865年に再建されたものになるそうです。
体長2mほどの巨大なスッポンの剥製が安置されているのを見ると「何だろう?」と思ってしまうんですが、これはホアンキエム湖で1968年に捕獲されたもの。
これには前振りとなる伝説があって、黎朝の初代皇帝レ・ロイがホアンキエム湖の宝剣で明を撃退した後、大きな亀が現れてその剣を背負い、元々の持ち主の竜王に返すため湖に戻って行ったという内容になっています。
そのため、上記のスッポンが捕獲された時には、伝説の亀ではないかと評判になり、玉山祠はハノイのパワースポットになったというのも興味深いと思います。
蛇足ですが、楼旭橋は暗くなってからはライトアップされ、水面に映る様子が幻想的。
出来れば、その様子も見てみましょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- ホアンキエム湖北端の岸から、太鼓橋になった楼旭橋を渡ってすぐ。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- ホアンキエム湖の必見スポットになっているので、たくさんの人が訪れます。
- 展示内容:
- 4.0
- 正殿はこぢんまりしていますが、祀られている像や巨大なスッポンの剥製は見ごたえあり。
クチコミ投稿日:2024/06/24
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