映画『ハノイ・ヒルトン』の舞台にもなった刑務所
- 4.5
- 旅行時期:2024/05(約2年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ハノイ クチコミ:16件
ホアロー刑務所は、1896年にフランス植民地政府によって建てられ、当初は反植民地活動に関与していていたベトナム人を拘束していた場所。
その後、ディエンビエンフーの戦いでフランスが敗れた後はベトナムに返還されたものの、1950年代から1970年代にかけては北ベトナム政府によって使用され、ベトナム戦争中は米軍捕虜が収容されていたという歴史があります。
映画『ハノイ・ヒルトン』は、当時ここで捕虜になっていた米兵の実話が元になっているので見てみるといいですよ。
現在のホアロー刑務所内に展示されているのは、反植民地活動家として収容されていたベトナム人たちの過酷な刑務所生活に関する物が主体になっています。
暗く陰鬱な刑務所内部の牢獄に、足首を拘束された姿の多数の人形を配した展示は鬼気迫るほどリアル。
ギロチンも展示されています。
そんな中、運よく脱出出来た人々が使った下水溝の展示もあり、見学する側も救いを見出した気持ちになれました。
中庭は、ここで命を落とした人々の慰霊の場になっているので、そこへも寄って行きましょう。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- ハノイ駅とホアンキエム湖南端のちょうど中間地点にあり、アクセスは容易。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 私たちが訪れた時には、内外の見学者が多かったですが、混み合うほどではありませんでした。
- 展示内容:
- 4.5
- 刑務所内の展示物は鬼気迫る迫力あり。一人で行くと怖いと思う人がいるかも。
クチコミ投稿日:2024/06/22
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