エストニア・大学都市タルトゥ:ラエコヤ広場には美しい市庁舎、市民に愛される「キスする学生の噴水」が立つ。
- 5.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by jijidarumaさん(男性)
タルトゥ クチコミ:4件
【バルト三国紀行:美しき中世の街並み】
2009年10月19日(月)~26日(月)
訪問地;
Lithuaniaリトアニア
・首都Vilniusヴィリニュス及び、かつての首都Kaunasカウナス
Latviaラトヴィア
・首都Rigaリガ
Estoniaエストニア
・大学都市Tartuタルトゥ及び、首都Tallinnタリン
<2009年10月23日(金) タルトゥは曇り。~9℃。>
エストニア第2の大学都市Tartu・文化都市タルトゥ観光
大学があるおかげで、この町は “頭”の町と言われているそうである。
ホテル前の*Emajogiエマユギ川沿いをちょっぴり散歩した。昨日の雨は上がり、日差しは望めないが、なんとか天気はもちそうだ。
*Emajogiエマユギ川(エストニア語で“母なる川”の意味で、全長101km)沿いに国民的な作家・劇作家Oskar Lutsの像がある。その作品の内容は不詳。
ここから少し先に町の中心がある。
この町は常にエストニア民族独立運動の拠点であったことから、民族の魂の故郷と言われている。何故か?町の名は19世紀末まで、ドイツ名(ポーランド語でもあるがいずれも支配者である)のDorpatドルパットが用いられていた。
旧市街の市庁舎前広場は市庁舎を正面にして、周囲を18世紀後半から19世紀前半の新古典様式や後期バロック様式の建物に囲まれていて、落ちついた雰囲気がある。
1)ラエコヤ広場(Raekoja Plats):
町の中心は所謂、市庁舎広場で、この周辺一帯は1775年の大火後に再建設されている。市庁舎がその代表格。
2)傾いたバークレイの家(Viltune maja Raekoja plats 18):
市庁舎広場に面した記念建造物にもなっている、18世紀の建物が面白い事に傾いている。傾く原因は左の壁は新しく基礎を造って建てたが、川に面する右側は昔の壁の上に建てたためだそうだ。
建物は今も現役で美術博物館に利用されているらしい。
3)徐々に沈んでいると云う市庁舎Town Hall:
大火後の1775年に建築された市庁舎はオランダの町の市庁舎を参考に、ドイツの建築家が再建した。
問題なのは市庁舎も、この町にある多くの建物と同様に、ゆっくりと湿った地面に沈んでいるとか?!ここの塔にはドイツ製の18個の鐘があり、毎日、18時と21時に鳴り出すと言う。
4)キスする学生の噴水(Suudlevad tudengid):
1998年に造られた彫刻で、市庁舎広場にある大学町のシンボルは洒落たものだ。
この像は今や“永遠に愛される像”になっていると云う。
この広場は歴史を知れば、エストニアの大事な場所だとわかる。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/06/17
いいね!:6票
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