エストニア・大学都市Tartuタルトゥ:大学の裏山トーメの丘に天使と悪魔の橋があるという。
- 4.0
- 旅行時期:2009/10(約16年前)
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by jijidarumaさん(男性)
タルトゥ クチコミ:4件
【バルト三国紀行:美しき中世の街並み】
2009年10月19日(月)~26日(月)
訪問地;
Lithuaniaリトアニア
・首都Vilniusヴィリニュス及び、かつての首都Kaunasカウナス
Latviaラトヴィア
・首都Rigaリガ
Estoniaエストニア
・大学都市Tartuタルトゥ及び、首都Tallinnタリン
<2009年10月23日(金) タルトゥは曇り。~9℃。>
エストニア第2の大学都市Tartu・文化都市タルトゥ観光
大学があるおかげで、この町は “頭”の町と言われているそうである。
Lossiロッスィ通りを登りきると、Toomeトーメの丘(大聖堂の丘の意)である。大学の裏山の様な感じだが、様々な建物、彫像、橋、天文台などが、黄葉した木々の中に散在し、私どもは丘を一巡りする。
悪魔の橋(The Devil's Bridge):
ロシアのロマノフ王朝300周年を記念し、1913に造られた橋。皇帝アレクサンダー1世に献呈されたもの。なぜ黒々とした悪魔の橋・・・ロシアだからでしょうか?
天使の橋(The Angel's Bridge ):
1813年に造られ、100周年の1913年に架け替えられた。
ラテン語で「休息は力を甦らせる」と書かれており、こちらはタルトゥ大学の初代学長に捧げる橋だとか・・。
トーメの丘はイギリス庭園風にデザインされたそうで、English Bridge の響きがエストニア人にはAngel's Bridge天使の橋に聞こえるからだとある。
そうすると悪魔の橋は単に天使の橋に対した、名前付けかもしれない。
橋の歴史がエストニアの歴史を語っている。
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旧観測所(Tahetorn):世界文化遺産
エストニア国旗がはためく旧観測所は大学が19世紀から使用していたもの。修理中でした。
カール エルンスト フォン ベアKarl Ernst Von Baerの彫像(1886年):
黄葉した林の中で顎に手をやり、考え深げに座る人類学者・自然科学者の像である。
バルト・ドイツ人の家系に生まれた。タルトゥ大学の卒業生。胎生学(発生学)の創始者として、哺乳動物の卵子を発見したとある。
親しまれ、尊敬されているのでしょうか!面白い事に、ドイツのハルツ地方にみられる4月30日魔女の夜(Walpurgis Night)、タルトゥ大学の学生連中の儀式として、この先生の頭をシャンパンで洗うのだそうです。
大聖堂(Toomkirik・ Ruins of Toome Cathedral): (~11:00)
13世紀にドイツ騎士団によって建築が始まり、15世紀に完成したバジリカ様式の聖堂。
リヴォニア戦争で破壊され、1624年の火事で完全に焼け落ちた。ルター派の宗教改革では重視されず、再建されなかった。残った部分は現在、大学の歴史博物館となっている。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/06/16
いいね!:5票
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