まさに安平のアンコールワットといった風情
- 4.0
- 旅行時期:2023/12(約2年前)
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by T04さん(非公開)
台南 クチコミ:81件
こちらの徳記洋行は、まさに台南の地理・歴史そのものだと思います。台湾は日本・琉球・中国・フィリピンの中心にあり、ヨーロッパから南回りで台湾に向かえば南部の良港である安平が拠点になることも頷けます。オランダ東インド会社が先鞭をつけた安平に各国の商社が居を構え、その一社がイギリスによる徳記洋行。しかし日清戦争勝利によって台湾を得た日本が進出するとイギリスは撤退、徳記洋行は大日本円塩業の事務所・倉庫になるも、安平港は上流からの土砂が堆積したため大日本塩業も本拠を移し、放置されたままの徳記洋行倉庫にはガジュマルが根を下ろして今のような姿に。自然の営みを肌で感じられる姿はカンボジアのアンコールワットのようでありながらも、やはり日本の歴史が重なった徳記洋行は日本人には一層の重みを感じます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 安平のホテルから自転車で向かいました
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- プロパー料金70元。もし初めての安平で観光メインであれば、漫遊券利用も考慮に入れたほうが良いかもです
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- お客さんはポツリ・ポツリといった感じでした
- 展示内容:
- 5.0
- 屋内展示は安平発展の歴史、屋外はアンコールワットの様相を呈す朽廃屋
クチコミ投稿日:2024/01/24
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