アク・べシム遺蹟は簡単に行ける世界遺産
- 4.0
- 旅行時期:2023/10(約2年前)
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by Maharaoさん(男性)
トクマク クチコミ:1件
トクマクの南西6kmに位置する。8世紀初頭まで40年間、カラシャール(焉耆)に代わって安西四鎮のひとつであったスイアーブ城に比定される。ビシュケクから70Kmの道は良好です。旧市域と覚しい場所は一面の畑で、外壁はすでになく、内壁のごく一部の三段積みの日干し煉瓦が残存するのが見えるだけ。周りで陶片も簡単に見つかるが唐代のものかは無論不明。
見渡すばかり平らな土地であり、防御は至難であると思われる。帝京大学の発掘で日本でも知られ、仏教寺院から離れたところに隊商施設も発見されたが、2023年度は発掘は再開されないようだ。
安西都護府の下にあった安西四鎮の主目的は吐蕃勢力からタリム盆地のオアシス国家を守ること。天山山脈を越えたスイアーブは630年に西突厥の可汗の庇護を受けた玄奘三蔵がインドに向けて通過したところだが、703年頃西突厥を構成する一部属から自立した突騎施(テュルギシュ)に攻略された。
当時の隊商の一日行程(30Kmほど東方)に長さ11mの仏陀横臥像が発掘されたクラースナヤ・レーチカ遺蹟がある。これも隊商都市であり、スイアーブの市域外壁を彷彿とさせるのに足りる。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- ビシュケクから東へ5、60km 走る
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- バラサグンと一緒に行けば良い
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 2.0
- 建物の遺構は日干し煉瓦の三段積みだけ
クチコミ投稿日:2023/11/05
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