かつて九重の塔があった壮大なお寺がありました。
- 5.0
- 旅行時期:2023/06(約12ヶ月前)
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by Reiseさん(非公開)
慶州 クチコミ:9件
慶州の観光の中で一番心に残ったのはこの場所です。皇龍寺は553年に建立され、1238年の蒙古軍の侵攻によって破壊焼失されるまで、およそ700ほど続いた新羅最大の護国のお寺でした。高僧も多く当時の多くの統治者たちもこの寺を訪れ、説法を聴いています。善徳女王の時代には九層の木造の塔が建てられました。九層の意味は、新羅を取り巻く九つの国々から仏教の力で守るという意味がこめられているそうです。九層の塔は初めて知りました。
現在は九層の塔をはじめ、全ての建物はありませんが、その広大な敷地の中に礎石などが数多く残っていて、当時のお寺の壮大さを想像することができます。
出土した遺物も4万点を超えます。すぐ近くに博物館があり、そちらでは3Dのビデオを楽しむことができます。とても迫力のあるビデオで、皇龍寺の出来上がる様子や蒙古軍の侵攻でお寺が焼失してしまう様子など、皇龍寺の歴史がよくわかります。こちらのビデオを鑑賞してから、博物館も見学すると良いと思います。1階にはカフェもあって、小さなお土産のコーナーもありました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/07/05
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