アゼルバイジャンの思い出
- 4.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by kasekunさん(男性)
バクー クチコミ:1件
4トラ色塗り投稿です。
アゼルバイジャンは2度訪問。1度目は20年程前の中央アジア縦断の旅で、、、。トルクメニスタンのトルクメンバシからフェリーに乗り、カスピ海横断。バクーの港にたどり着いたが、、、当時はVISA無しでやって来たので、そこからがすんごく大変だった。
「◯◯の銀行に行って金を払い、そしてその証明書を持って◯◯の役所でVISAをゲットしなさい。」
船から降りると、すぐにその指示をもらった。なんだって!右も左もわからない旅行者にとってこれは難題だった。紙に書いてもらったものの、VISAゲットに四苦八苦。今ではどうやってこの難題をクリアしたのかすっかり忘れてしまったが、7日間のVISAをようやくゲット。観光はほとんどしていない。(乙女の塔と駅周辺のみ) 実は、トルクメニスタンで盗難にあってしまい、持ち金が1000ドルしかなかったからだ。しかもその1000ドルで日本へ帰国する航空券も買わなければならないという状況。食うものも我慢し、急いでイスタンブールまで、、、、。VISAをゲットしたらすぐにグルジアトビリシまでの夜行列車の切符を購入し、旅立った。グルジアVISAも持ってなかったんだが、、。
それから20年程、、2度目はコーカサス縦断リベンジ。ドバイからバクーへ飛んだ。空港でなんなくVISAゲット。しかも日本人は無料。なんという時代の変遷だろうか。20年も経つと全てが変わってしまう。20年前はくしゃくしゃの汚れたお札。駅も薄汚れた建物。線路へは勝手に自由に入れた。町並みも、、こんなにおしゃれな町だったっけ?
で、バクーではゆっくり観光。世界遺産のコブスタンも見に行った。この旅行でのアゼルバイジャンの一番の思い出は、、、。
拝火教寺院を見に行った。腹が減ったのでそのそばにあった飯屋?に入った。飯屋というか飲み屋というか、よくわからない店だったが、、、。この近くにはなんだかそこぐらいしか何か食べれるようなところはなかったので、そこに入った。
何か食える?英語で話かけるが、あまり通じていないみたい。が、酔っぱらいのお客さんが、、、。英語を話せた。どうやら常連客のようで、この店に入り浸っているような感じ。店員さんには何か邪魔者のような感じで対応されてたが、、。そのお兄さんが食べてた物を指差したら、店員さんに通訳?してくれた。俺は英語が話せるんだ!自慢気に。
そこからが面白かった。このお兄さん、酒も入ってたせいか、もう陽気、陽気!アゼルバイジャン人ってこんなに陽気なの?と思うくらい。昼間っから酒飲んでるってことはきっと仕事がないんだろうが、そんなことなんか気にしないっていう感じの人物。歌歌ったり、踊ったり、、、。ぶらっと入った店でこんなに楽しませてもらえるとは、、、。
バクーで退屈したなら、この拝火教寺院そばのお店お薦めです。きっとこの男性、今も入り浸ってると思います。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2023/05/30
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