イギリス軍や日本軍の要塞だった地を歩いて回るオープンエアの博物館
- 4.0
- 旅行時期:2022/07(約3年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ペナン島 クチコミ:31件
現在、ペナン戦争博物館になっている要塞跡があるのは、ペナン国際空港からも近いペナン島南東部。
マレー半島との間のマラッカ海峡を見下ろす小高い丘の上にあります。
私たちは上記の空港で借りた車で行ってみました。
ここは元々は1930年にイギリス軍によって造られた要塞。
その後、日本軍が接収し、1941年から3年8ヶ月ほど使用していたという歴史があります。
戦後は60年あまり放置されていたそうですが、今では戦争博物館となって公開されています。
博物館と言っても、屋内に展示品を並べてあるわけではなく、丘の斜面にひな壇のように設営された高射砲や武器庫、トンネル、バラックなどを自分の足で見て回るようになっています。
じっくり見て回るには一時間では足りないと思います。
しっかり歩ける靴と服装で、飲み物くらいは用意して行くのがよし。
蚊などの虫が多いので、対策も講じて行きましょう。
チケットを買ったら、まずは一番高い場所にある高射砲跡へ。
後は、体力と興味に応じて、いくつにも分かれた通路や階段をたどって行ってみるといいですよ。
地図と説明付きパンフレットももらえます。
上記の設備内には、当時の遺留品や説明パネルがあったり、敷地内には処刑場や拷問部屋なども残されていて戦争の残酷さを如実に伝えていましたが、処刑場・拷問部屋の画像はアップしないでおこうと思います。
個人的には、遺留品+説明をまとめて公開する展示館があればさらに良かったと思います。
できれば敷地全体の様子を見たかったんですが、斜面を半分ほど下りて行ったところに野犬らしき大きな犬がいたので、戻ってしまったのが残念でした。
チケット売り場があるゲートそばには軽い食事も摂れる場所もありますが、2022年7月中旬現在は休業中でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 公共交通機関でのアクセスは無いようなので、私たちは空港で借りた車で行ってみました。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 遺留品や説明をまとめて展示する展示館もあればさらにいいと思います。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 私たちが行ったときには、家族連れ・友人連れが数組だけ。
- 展示内容:
- 4.0
- 戦争の残虐さが生々しく伝わってくる場所
クチコミ投稿日:2022/08/09
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