シエナ派絵画の宝庫
- 4.5
- 旅行時期:2019/10(約6年前)
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by sanaboさん(女性)
シエナ クチコミ:24件
カンポ広場に面した市庁舎(プッブリコ宮)2階にあり、シエナ派の絵画とともにその建物自体も見所です。
ルネサンス期にシエナ派と呼ばれる画家たちが活躍したシエナは、フィレンツェ、ヴェネツィアとともに芸術の中心の一つでしたが、そのシエナ派を代表するのがドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ、シモーネ・マルティーニ、アンブロージョ・ロレンツェッティなどです。
市立美術館で特筆すべきは、シモーネ・マルティーニ作『マエスタ(荘厳の聖母)』(1315年)やアンブロージョ・ロレンツェッティの「善政の効果と悪政の効果の寓意」を表した三壁面のフレスコ画(1338~1340年 制作)ですが、ほかにも素晴らしい作品がたくさんありました。
絵画以外では礼拝堂が大変素晴らしく印象的でした。特に入口の打ち出し加工の鉄柵や壁面と天井部の美しいフレスコ画、寄せ木細工の施された木製の聖歌隊席(15世紀前半)などは必見です。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- プッブリコ宮(市庁舎)の2階
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- マンジャの塔との共通券が15ユーロでした。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 「マンジャの塔」ほどの混雑はないと思います
- 展示内容:
- 4.5
- シモーネ・マルティーニなどのシエナ派の絵画が素晴らしい。
クチコミ投稿日:2021/11/05
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