パリのマルシェで大活躍した魔法の言葉
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- 旅行時期:2021/08(約4年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
パリ クチコミ:13件
フランスと言えば、マルシェ(市場)である。特にパリのバスティーユのマルシェ(Marché Bastille)は市場の多いパリでも最大と言われ、地下鉄駅2つをつなぐほどの長さがある。八百屋、肉屋、魚屋はもちろんチーズや蜂蜜、それに衣類や雑貨店も数多ある。ここにいけば日用品もお土産もほとんど揃ってしまう魅力的な市場だ。
そのマルシェで大活躍した魔法のコトバが、「Est-ce que je peux?(エスク・ジュ・プ?)」。日本語で「できますか?」、英語だと「 Can I ? 」の意味。身振り手振りで、いろいろなポーズと組み合わせれば、どんなシチュエーションでも使える言葉である。仏語に堪能な友人に教えてもらったのだが、シャッターを押すポーズと合わせれば「写真を撮ってよいですか?」の意、カフェで椅子を指せば「ここに座ってよい?」と伝わる。便利この上ない。
許可をもらったり、感謝を伝えたりするのは、だんぜん相手の国の言葉を使ったほうがよい。こちらの気持ちをよりよく汲んでくれるからだ。日本にいても外国の方にたどたどしい日本語で何かを請われたら、気軽に応じてしまう人は少なくないと思う。
外国人である私の「エスク・ジュ・プ?」に、大抵のフランス人は「ウィ、ムッシュ」とニコリとして返答してくれた。仏語など一切話せない私にとって、この言葉は大活躍。教えてくれた友人の思わく通りとなった。
そして、この魔法の言葉が最大限に効果を発揮したのが、写真のバスティーユの朝市に出店していた魚屋さん。観光客が普通の魚屋に興味を示すことが面白かったのか、それとも単純にうれしかったのか、はたまたサービス精神なのかはわからないが、陽気で声の大きな大将がたくさんのポーズをとってくれ、まわりのお店を巻き込んでの大騒ぎ。買った魚も少しおまけしてくれた様子だった。
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https://jtaniguchi.com/farmers-market-markt-marche-souk/
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- お買い得度:
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- サービス:
- 5.0
- 品揃え:
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クチコミ投稿日:2021/08/20
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