エストニアのお金の歴史が解ります。
- 4.0
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by かるあみるくさん(男性)
タリン クチコミ:109件
エストニア銀行が運営する銀行博物館で建物はロシア帝国時代の1904年に建築されたものです。エストニア独立後と独立回復後の初期に中央銀行として利用された建物の様です。
独立直後のエストニアマルク、その後のエストニアクローン、ソビエト占領下の軍票やソビエトルーブル、ナチスドイツに占領された時期のマルク、そして独立回復後のクローン、EUのユーロとこの100年だけでも様々な単位が利用されていますが、その貨幣・紙幣の展示などもされています。ソビエトからの独立回復直後のルーブルとクローンの交換に関するポスターなどエストニアの歴史を感じさせるものも多かったです。
またエストニアの貨幣や銀行に関する関係者の人形や功績なども展示されていて、しっかり学ぼうとすると結構な時間がかかる建物です。
現地の児童生徒向けに社会科見学も行われているようで、子供向けの資料なども展示されていたり、タリン商工会議所を再現したコーナーなどもありタリンと東京の時計もあったりしました。
建物自体もとても美しい建物で建物を見るだけでも価値があると思います。地下には過去に金庫として利用されていた場所が公開されていて扉の厚さや金庫のコンクリートの頑丈さを見れました。
唯一の欠点と言えば資料の半分弱がエストニア語のみの表記な事。なんとか単語をつまみながら読んでいきましたが、わからないところもありました。閉館の為に来た職員に英語表記が少なくて申し訳ないと言われましたが、エストニア語の単語少しは分かるので大丈夫と伝えたら結構喜ばれていましたが・・・。
閉館間際だったからか全然人がおらずゆっくり見る事が出来ました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 旧市街の外、ソラリスの近くになります。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 他に誰もいませんでした。
- 展示内容:
- 4.0
- エストニアのお金の歴史がわかりますが、エストニア語表記しかない場所も多いです。
クチコミ投稿日:2021/05/30
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