士林夜市の中にある由緒正しき媽祖廟
- 5.0
- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by xiaomaiさん(男性)
台北 クチコミ:59件
士林夜市の中にある慈諴宮は、1796年に現在地とは異なるところで「天后宮」として建てられたが、出身地の異なる移民同士の間で争いが起こり、焼失してしまった。その後、1864年に現在地に移り再建され、「芝蘭宮」と改称し、1875年に拡大建築が行われ、現在の「慈諴宮」となった。主祭神は天上聖母で、中国漳州から移民してきて士林に住み着いた方々の媽祖信仰の中心地となっている。日本時代には臺北辨務署士林支署の事務所、八芝蘭公学校分教場、士林信用組合の事務所として使用されていた時期もあった。慈諴宮の媽祖像は、泥を固めて造られたもので、黒いお顔をされていたが、のちに長年香の煙に燻された結果で、本来は金粉が施されたお顔をなさっていることが判明した。そこで、その修復に努め、台湾では数少ない金色のお顔をされた媽祖像となっている。士林夜市を訪れた際は、こちらの廟にもぜひ行かれることを勧める。なお、こちらのサイトでは「慈誠宮」となっているが、正しくは「慈諴宮」。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- 士林夜市の中心部に位置する
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/12/23
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