ヴァイカースハイム城はホーエンローエ侯爵家の居城、支配下の古城群の中で最も優れ、かつ美しい。
- 5.0
- 旅行時期:2012/05(約12年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ヴァイカースハイム クチコミ:2件
2012年ドイツ麗しの5月:ロマンチック街道、シュヴェービッシュ・アルプ街道、古城街道を行く。
5月17日(木);快晴、朝は寒く5℃、日中は15℃、156km
<Weikersheimヴァイカースハイム観光>
15:45~17:30
*Schloss Weikersheimヴァイカースハイム城見学
16:00~17:20 この旅⑨番目の城
ガイド見学・1時間 入場料 Euro11
1967年に至る長い期間、Fuersten von Hohenloheホーエンローエ侯爵家の居城。
その支配地の城の中で最も優れ、かつ美しく、代表的な城である。
この旅ではヴァイカースハイム城を筆頭に、Langenburgランゲンブルク城、Waldenburgヴァルデンブルク城、Neuensteinノイエンシュタイン城を見て行くことになる。
この城は1156年に築城された当時は水城であったが、1586~1605年に新たに建設されたのが現在のものである。俯瞰した城館は3角形の格好をしていて、庭園側に向いた本館はルネサンス様式の建物で、バロック、ロココの各様式も見られる。
<城内博物館>
4時スタートのガイド見学に間に合った。この博物館も写真は不可であったので、その素晴しさは手元のパンフレットでしか、見る事が出来ないが、Rittersaal騎士の広間が最も美しく、またSpiegelkabinett鏡の間も記憶に残るものだ。
騎士の間は大きなシャンデリアが小さく見えるほど広い。縦40m、横12m、高さ8.5mと、長方形した大きな広間に圧倒された。1603年に完成し、現在も当時の姿を良く残している。広間正面には大きな、立派な暖炉が備えられて重々しい。
広間は色彩あふれた中世芸術が見事に表現されている。数々の狩猟シーンが描かれた天井、壁を飾る生き生きとした動物の剥製、ホーエンローエ家一族の系譜を伝える紋章、歴代城主・婦人たちの肖像画も掲げられて、それは見事なものだ。
侯妃Elisabeth Friederike Sophieエリザベート・フリデリカ・ゾフィーの部屋も金銀で装飾され、ゴブラン織り、家具などを備えた“Schoene Zimmer美しき部屋”は見応えのあるものだった。
博物館・開館;毎日 9時~18時、ガイド9時から、最終17時
<ヴェルサイユ宮殿の庭園をモデルにした庭園>
石橋を渡り、左右の深い堀を見ると、かつての水城であった様子がうかがわれる。
更に50ほどの石像が立つ庭園を歩き、南の端にあるOrangerieオランジェリーまで行って、振り返る。
池越しに庭園から城の本館を眺める図が一番美しいと思われる。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/11/28
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