ポーランド海軍の歴史を知る、展示品豊富な博物館船
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- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
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駆逐艦ブリスカヴィカ(Okręt-Muzeum ORP “Błyskawica”)-博物館船-
海軍博物館の先の大きな波止場には博物館船の駆逐艦ブリスカヴィカ(Okręt-Muzeum ORP “Błyskawica”)が停泊している。船の目の前に車を駐車可能で、車で向かえば強いふきっさらしの波止場で風を避けて移動できる。
内部に入ると、駆逐艦ピオルン (ORP Piorun)の大きなパネル展示が目につく。ポーランド海軍と言えば、こちらの船の話になるのだな、と会得する。この船はドイツの巨大戦艦ビスマルクを追撃した船で、ポーランド海軍としては歴史的なトピックなのであろう。
1941年、ビスマルクに巡洋戦艦フッドを撃沈されたイギリスはビスマルクへの雪辱戦にやっきになり、大作戦がおこなわれた。イギリス第4駆逐艦隊に一時的に配備されたピオルンもこの作戦に参加する。そして追跡の終盤の夜遅くにビスマルクを発見し、双方の1時間近い砲撃戦になった。僚艦はその間魚雷発射の位置取りをし、ピオルンは38cm口径の激しい砲火をしのいだ。僚艦の魚雷攻撃は失敗し、ピオルンも燃料不足で撤退を余儀なくされたが、翌朝のイギリス戦艦による砲撃戦でビスマルクは沈められることになる。
艦隊提督アンジェイ・カルヴェタの記念陳列棚がある。こちらは大統領機が墜落した2010年4月10日のスモレンスク航空事故で、大統領と共に死亡した提督。ここは博物館船としては展示室は充実している。また、この展示室を見終えると狭い館内を巡ることができる。
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https://jtaniguchi.com/gdansk-gdynia-sopot/
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2020/10/28
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