見所が多い世界遺産、ゴシック様式大聖堂
- 5.0
- 旅行時期:2018/07(約6年前)
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by piglet2017さん(非公開)
ブルージュ クチコミ:7件
12世紀に建築が始まった巨大な大聖堂です。西側に正面入口が5扉も並んでいて、13世紀の彫刻でびっしりと飾られていて圧巻でした。中央にある最後の審判の彫刻には、魂の判定待ちをしている悪魔王子、そして最後の審判の結果、地獄行きになった人々を、蛇やカエルがくっついている怪物リヴァイアサン柄の地獄の釜へと楽しそうに追いたてていく、鬼のようにも見える悪魔たちが生き生きと表現されていて、一見の価値があります。
現在の入口は南側で、扉口に12世紀ロマネスクの柱頭彫刻が残されているので、お見逃しなく。中に入ると、ブールジュの赤で有名な13世紀のステンドグラスが、まるで万華鏡のように壁を飾っています。ステンドグラスバージョンの最後の審判は、地獄の入口が火を噴く怪物リヴァイアサンの口になっていました。ブールジュの豪商ジャック・クール(心臓)氏のチャペルのステンドグラスには、クール氏の名前の通り、真っ赤なハート形のステンドグラスも嵌めこまれていました。後陣の中央チャペルには、『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』で有名なブールジュの領主ベリー公ジャン1世がお祈りしている像もありました。
- 施設の満足度
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5.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/08/10
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