別名苦悶の教会
- 5.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by ゆっくさん(男性)
エルサレム クチコミ:31件
旧市街のライオン門からケデロンの谷への長い下り坂を降り、オリーブ山の麓、徒歩15分程で到着します。後ろにある金色玉ねぎ屋根のマグダラのマリア教会を目指すと、モザイク画の立派なファザードが見えてきますので、すぐわかるかと思います。4世紀に最初の教会が建てられ、現在の建物は1925年に完成したそうです。カトリックの教会です。私が訪れた時は、道路沿いの正面は閉ざされており、隣にあるゲッセマネの園経由で、教会内部に入りました。
イエスが普段から好んで祈りを捧げていた場所だそうで、最後の晩餐後に十字架への磔を予見して、苦悶の祈りを捧げた場所だそうです。ゆえに、別名苦悶の教会。祭壇には、イエスが祈りを捧げた岩が祀られています。そして、その上には、祈りを捧げている苦悶のイエスのモザイク画があります。その両脇には、同じくその後、この場所で起こった、ユダの裏切りとイエスの逮捕のモザイク画もありました。また、天井は星が瞬いているようで、どこかイスラームのモスクのような雰囲気も感じました。ファザードのモザイク画は中央がイエスで、左がキリスト教徒、右がユダヤ教徒を表しているそうです。また、支柱の像はゲッセマネの園に関する福音書を書いた人物、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネです。
なお、最後の審判の日に、オリーブ山に神が降り立ち、死者が復活して、ケデロンの谷に万国の民を集めて裁くとのことで、万国民の教会。この教会の真向かいには、神が来た時に開くという金門がありました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2020/06/20
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