歌う革命の原動力になった会場
- 4.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by かるあみるくさん(男性)
タリン クチコミ:109件
タリン郊外のカドリオルクに近い場所にある野外ステージです。エストニア人とは切っても切れない関係にある「歌」、1988年の歌う革命からエストニアの独立回復に繋がったわけですが、歌う革命の原点とも言えるのがこの場所です。
ロシア帝国時代の1869年にタルトゥで始まった音楽祭は第6回からはタリンで開催され、1928年の第6回からはこの場所で開催されています。現在の舞台は1959年に完成し、独立回復後2度改修され現在に至っています。
ソビエト時代は本意でないながらも開幕の際にソビエト国家を歌ったり、ソビエト中央への感謝を述べながら行っていて、独立回復後はおおむね5年に一度で開催されていて次回は2024年7月の予定です。
歌の原自体は全国音楽祭以外でも当然使われていて、コンサートやお祭りなどでも利用されていますので入場料はその主催団体次第という感じになっています。
ただエストニア民族の象徴、独立運動の象徴の場所でもあるのでイベント以外の際も観光客が無料で見学できるようになっています。巨大な屋外ステージと広大な広さの芝生席をガラガラの状態で見ることが出来るので、より会場の広さを実感することになります。
エストニア独立回復についての記述はほとんどないですが、独立運動の始まりとなった場所なのでエストニア独立の流れに興味がある人は是非訪れて欲しいです。
カドリオルク公園・ルサルカ像・マーリヤマエ宮殿とも徒歩で移動可能な圏内です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- カドリオルク公園から歩くか、ヴィルケスクスなどからピリタ方面のバスで行けます。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- イベント開催時以外は無料で入れます。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- イベント以外は広い会場に少し観光客がいる位です。
クチコミ投稿日:2020/05/03
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