アルスフェルト:この町には“ガチョウ番の娘リーゼル”がいて、「赤頭巾ちゃん」はいない。
- 3.0
- 旅行時期:2005/05(約21年前)
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by jijidarumaさん(男性)
アルスフェルト クチコミ:2件
2005年4月21日(木)~5月5日(木)15日間 ;
1982年から数えて 23年ぶりの北ドイツ周遊です。
目的地:1989年の来日以来、16年ぶりに旧交を温めるべく、ブレーメンのSさん御夫妻を訪問し、ドイツの誇る世界遺産の町々(ブレーメン、リューベック、ヴィスマール、ヒルデスハイム、更にクウェートリンブルグ、ゴスラー)や、ハンザ諸都市・エリカ街道(塩の道)・ハルツ山地(魔女伝説)・メルヘン街道を巡る、盛りだくさんの旅。
<使用レンタカー>
Renaut Espace R157-ディーゼル2200cc Automatic、
5/03 (火)晴れ 14℃ 191km
アルスフェルトの町にもヴァルプルギス教会の裏手に「Schwaelmer Brunnenシュヴァルムの泉」がある。日本の観光書では赤頭巾ちゃんの噴水としていたが、現地のパンフレットでは、なんと“ガチョウ番の娘リーゼルの噴水”となっていた。
この地方独特の民族衣装で装った女の子の像は「赤頭巾ちゃん」ではなく、ガチョウを世話する少女だ。
「Schwaelmer-BrunnenーGaenselieselシュヴァルムの泉・ガチョウ番の娘リーゼル」の名が付いている。1958年に建てられたようで、この地方独特の白い(黒い)スカートにエプロンをつけ、頭にケプフェレと呼ばれる赤い円筒状の髪飾りが付いた格好(いわゆる赤頭巾)をしている。
ちなみに追記すると、≪Rotkaeppchenland赤頭巾ちゃんの故郷≫とは、
Breitenbach a.H.、Frielendorf、 Gilserberg、 Homberg(Efze)、Kirchheim/Hessen、Knuellwald、Neuenstein、Neukirchen、 Neustadt(Hessen)、 Niederaula、 Oberaula、 Ottrau、 Schrecksbach、 Schwalmstadt シュヴァルムシュタット、Schwarzenborn und Willingshausenといった町々を指すようで、
Alsfeldアルスフェルトは入っていない。
ドイツのAral観光書によると、『アルスフェルトはFachwerkstadt木組み建築の町と称し、印象深い木組みの家に囲まれた旧市街が昔のままに残る。』
また、『Tor zum Rotkaeppchenland赤頭巾ちゃんの故郷への玄関口』とも表現している。
しかも、『赤頭巾ちゃんの故郷・シュヴァルム地方ではチャーミングな赤頭巾ちゃんに現在も出会う幸運に恵まれるでしょう。』と書かれていて、この町の赤頭巾ちゃんについては何も記載がない。
アルスフェルトにMaerchenhausメルヘンハウス(メルヘン博物館)もあって、“赤頭巾ちゃんと狼”の物語などの展示があるから、観光面で便乗した形?!をとっているのだろう。
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- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/04/30
いいね!:7票
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