ロシア連邦の大使館です
- 3.0
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by かるあみるくさん(男性)
タリン クチコミ:109件
在エストニアロシア連邦の大使館です。日本人がロシアに入国する際はビザが必要ですが、日本からエストニア経由でロシアに入る際には発行までの時間を考えると日本国内で取得した方が良いため現地在住の人以外では行く機会は皆無でしょうか。
この建物は18世紀末にバルトドイツ人貴族のデリングスハウセン家がリヴォニア騎士団領時代の建物を建て直して建てたもので、1921年タルトゥ条約でエストニアとソビエトロシア社会主義共和国が相互承認・国交樹立した際にロシア大使館として使われ出しました。その後ソビエトロシアはソビエト連邦と名を変え、さらには1940年ソビエトエストニア相互扶助条約とその後の傀儡政権がエストニア・ソビエト社会主義共和国としてソ連に加盟したためにソビエト政権の機関が設置されます。
1991年8月にエストニアは完全に主権を回復し独立回復した後はソビエト連邦大使館として利用され、その後すぐにソビエト崩壊後はロシア大使館として利用されています。
日本人の観光客からすれば可愛い建物のロシア大使館と感じるだけですが、この建物の使用の経緯を考えていくとロシア・ソビエトとエストニアの関係というものが見えてきます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- ラエコヤ広場からすぐ、旧市街の中央に近いです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 外観はピック通りからただで見れます。
クチコミ投稿日:2020/04/12
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