トームペアの中で異質な教会
- 5.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by かるあみるくさん(男性)
タリン クチコミ:109件
現在エストニアの国会議事堂になっているトームペア城の前にあるロシア正教の聖堂です。タリンがロシア帝国領だった時代の1900年に建築されたもので、他のトームペアの建築物がデンマーク領やリヴォニア騎士団の時代のものがほとんどの中で異質な建築物となっています。1920年代には独立したエストニア政府がポーランドのアレクサンドルネフスキー大聖堂の様に爆破解体を試みますが、技術的・費用的な面で行われず今に至るまで現存しています。皮肉なことに宗教弾圧が過酷だったソビエト成立から大粛正時代にエストニア領に存在していたため結果的に大きな損傷を受けることなく当時の姿を残しています。
入場は無料ですが私は付けていなかったので知りませんが脱帽を求められるそうです。ジーパンでの入場は特に何も言われませんでした。女性に対しても髪を覆うようにという指示もなさそうでした。教会内は写真撮影は禁止になっています。
イコンや過去の写真などが展示されている他、祭壇は非常に立派になっています。
建設の経緯やロシアとエストニアの関係は正直よくないのもありタリンの人々にとっては微妙な施設ではありますが、観光客の多く訪れるタリンの代表的なスポットになっています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- トームペア城正面です
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料で入れます。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- かなり混みます
- 展示内容:
- 4.0
- イコンや歴史的な資料など展示されています。教会内部も立派です。
クチコミ投稿日:2020/04/07
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