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フーゴーユンカース技術博物館 施設情報・クチコミに戻る

バウハウスと親密だった企業ユンカース、訪ねてみると宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』デッサウの工場のイメージが重なる建物だった

  • 5.0
  • 旅行時期:2014/06(約12年前)
ごーふぁーさん

by ごーふぁーさん(非公開)

デッサウ クチコミ:3件

バウハウスと親密だった企業ユンカースについて知ることができるフーゴー・ユンカース技術博物館 (Technikmuseum Hugo Junkers)がある。
宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』では何度かデッサウの話題やシーンが登場するが、訪れてみると、この博物館の工場のイメージが作品に多少なりとも影響しているような気がする。映画の中で、ほのめかされていたようにユンカースはナチス政権に対立していた為、不遇の最期となるが、圧倒的なアイデアと技術的手腕で後世に名を残した人がユンカースである。

そして、ユンカースが興したユンカース社は飛行機やそのエンジンで有名だが、元は温水器の会社でボイラーやラジエータを造っていた。その為、暖房装置や湯沸かし器でバウハウスとの縁が深く、デッサウの校舎など含めてユンカースのこれら装置が導入され、その技術が生かされている。また、ユンカースはバウハウス同様に住宅も手がけており、実験的ながらバウハウス同様にプレハブ住宅の製造を試みていたようだ。これはスチールパネルハウス(1933年)と呼ばれ、スチールの壁の間にはグラスウールが仕込まれているなど先進的であった。これらもバウハウスによるテルテンのスチールハウスや今朝ほど眺めたハウス・アム・ホルンに通底するものがある。

また、建物と生活のブースとして飾られていたキッチン関係の展示もある。素材として金属が家具などでも使われるようになり、あわせてバウハウスデザインの美しさを称えていた。

そしてジェットエンジンまで造ったユンカースだが、ユンカースの航空機と言えばこちら、Ju 52(ユー 52)である。第二次大戦開戦までの1930年代にかけてルフトハンザ社の主力旅客機であり、戦中も輸送機などで大活躍した。就航当時のJu 52 は先進的な機体であり、 銀色に輝き波打つジュラルミンを鋼管骨格に貼り、軽量かつ強固な機体として画期的であった。
しかし、大戦途中では、その設計の古さが露呈してしまう。この波打つジュラルミンの機体では空気抵抗が大きく、ほぼ時を同じくして登場するモノコック構造(丸みを帯びた外板でフレームを包む)の流線型の機体に主流は移ってしまう。

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https://jtaniguchi.com/%e6%b5%b7%e5%a4%96%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0-%e3%83%89%e3%82%a4%e3%83%84%e7%b7%a8-6-%e3%83%87%e3%83%83%e3%82%b5%e3%82%a6%e6%a0%a1-%e3%83%a6%e3%83%b3%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%b9/

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
4.5

クチコミ投稿日:2020/04/05

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