マリンパレードラクサ (オリジナルカトンラクサ) Marine Parade Laksa (The Original Katong Laksa)

地元の料理

50年以上の歴史があるカトン・ラクサの老舗。

3.5
旅行時期：2020/02（約4年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

シンガポールクチコミ：440件

ラクサは、マレーシアやシンガポールでよく食べられている米粉から作った麺料理の一種。
日本のラーメンが地方によって麺もスープも具材も大きな違いがあるように、ラクサも多種多様ですが、カトン・ラクサは魚介やココナッツ風味が濃いカレー味スープで、麺がレンゲでも掬えるほど短いのが特徴。
これは、麺をすすり上げた時にスープが飛び跳ねて胸元を汚すのを防ぐためなんだそう。
具は、エビ、アカガイ、さつま揚げ風かまぼこ、モヤシなど。
お椀の縁に辛みそ風のペーストを塗りつけて出されるので、お好みに合わせてスープに溶かしながらいただきます。

マリン・パレード・ラクサは、カトン地区では５０年以上の歴史を誇る有名なラクサのお店。
ロキシー・スクエアという商業ビルの中に入っている小さなフード・コートの一軒です。
このビルには入口が複数ありますが、イースト・コースト・ロード側から入るとマリン・パレード・ラクサはすぐそこ。
グランド・メルキュール・ロキシー・ホテルがあるマリーン・パレード・ロード側から入ると、いろんなお店がコチャコチャ入っている通路が続き、「ホントにここなの？」と思う人がいるかも。

屋台風店舗が数軒入っているだけのフード・コートですが、『MARINE PARADE LAKSA ー MORE THAN 50 YEARS EXPERIENCE IN SERVING BEST NONYA LAKSA』という長い看板が出ているほか、日本語でも『マリン・パレード・ラクサ』と出ているので間違うことはありません。

お店にたどり着いたら、まずは店先で注文。
お椀には大中小があり、それぞれ、６．５、５．５、４．５シンガポール・ドル。
初めての方はまず小さいお椀でお味見をしてみては？

お店の人は不愛想で、盛り付けも大雑把なのが気になる時もありますが、味の方はよし。
私にとってはちょっと甘口かな。

別のお店で食べ比べもしてみたい方は、このお店からイースト・コースト・ロードを渡ってすぐ斜め向かいに≪３２８カトン・ラクサ≫もあるので、行ってみるといいですよ。