歴史を感じ素朴な雰囲気・・観光化されずに残っていってほしいと思いました。
- 4.0
- 旅行時期:2019/05(約5年前)
-
by rinnmamaさん(女性)
モデナ クチコミ:3件
モデナの大聖堂・トッレチヴィカとグランデ広場として、1997年に世界遺産に登録されています。
最近読んだ本で、この大聖堂はミラノのサンタンブロージュ聖堂と並び、イタリア・ロマネスク建築の代表的作例として、美術史の教科書に出てくるそうです。
専門的知識が無いので行く前に読んでいたら、もう少し見る目も違っただろうなと思いました。
モデナ大聖堂は全体はロマネスク様式ですが、後にゴシック様式の巨大なバラ窓が取り付けられたそうです。
4世紀のこの町の司教で、守護聖人でもある聖ゲミ二アヌスに捧げられて、1099年着工1106完成。制作年代と制作者の名は、外壁に刻印されているとの事ですが、訪問時には知識が無くて未確認です。訪問時にご確認してみてください。
ファサード上部のレリーフはグリエルモ【ヴィリジェルモ)という彫刻家作「創世記」
旅行記には記してありますが省かせて頂きます。
また、入り口正面に四つ足で円柱を支えているライオンですが、この建築様式をスティローフォロ(stiloforo)という事も知りました。
このライオンは内部にもありました。
主祭壇「聖母戴冠」その左の欄干中央にはカンピオーネ「最後の晩餐」の浮彫。
半地下風の地下祭室には列柱があり、柱頭の彫刻も様々でした。
あと、2階の壁に黒檀象嵌図の聖人図などがあり見事です。
ゆったりとした気持ちになれる教会で、このまま後世に伝わっていくと良いですね。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/02/06
いいね!:19票