イラン最後の皇帝が過ごした宮殿
- 4.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
-
-
by ウェンディさん(女性)
シラーズ クチコミ:18件
シラーズのエラム庭園は世界遺産にも指定された、薔薇が美しく咲き誇る庭園です。
訪れたのが冬でしたので、満開の薔薇園ではありませんでしたが、庭園内では薔薇も咲いていました。
エラム庭園にはエラム宮殿と呼ばれる王の離宮があります。
エラム宮殿が建築されたのは18~19世紀に栄えたガージャール朝時代で、当時の洗練された欧州文化に憧れた王がイスラム建築の中に欧州的な要素を取り入れて建築させました。
2階のバルコニーには、エンタシス風の柱や湯浴みをする半裸の女性のタイル装飾など、イスラム的な文様からかけ離れた装飾がなされていて、かなり画期的なデザインです。
イラン・イスラム革命で海外へと亡命したフラヴィー朝の皇帝であったモハンマド・レザー・シャー。
皇帝はエラム宮殿がお気に入りで、奥方と長い時間をこの宮殿で過ごしました。
このモハンマド・レザー・シャーに関しては、悪い話、良い話がたくさんあり、何を信じたらよいのか迷うところですが、国家財政が疲弊するほど国家予算を自分の見栄のために使った・・・と言うことは事実のようです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/01/31
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する